以下の例は、UNIXシステムを介してstdinおよびstdoutをリダイレクトする様々な方法を示しています。
例1
この例では、入力ファイルと出力ファイルの両方を指定しています。Teradata TPumpスクリプトは/home/tpuser/tests/test1に入っており、ジョブの出力は/home/tpuser/tests/out1.に書き込まれます。
tpump </home/tpuser/tests/test1 >/home/tpuser/tests/out1
例2
この例では、入力ファイルだけを指定しています。Teradata TPumpスクリプトは/home/tpuser/tests/test1に入っており、ジョブの出力はstdout(通常はユーザーの端末画面)に書き込まれます。
tpump </home/tpuser/tests/test1
例3
この例では、出力ファイルだけを指定しています。TPumpスクリプトは、stdin(通常はユーザーの端末)から入力します。入力が完了したら、ファイルの最後を指示するためにCtrl-Dを入力します。Ctrl-Dを入力するためには、[Ctrl]キーと文字[D]のキーを同時に押します。ジョブの出力は/home/tpuser/tests/out1に書き込まれます。
tpump >/home/tpuser/tests/out1
例4
この例では、入力ファイルも出力ファイルも指定していません。Teradata TPumpコマンドをstdin経由で端末から入力すると、ジョブの出力がstdout経由で端末画面に書き込まれます。
tpump