IBMクライアント ベースのシステムのTeradata TPump/INMODインターフェース
INMODの使用は、IMPORTコマンドで指定します。IBMクライアント ベースのシステムでは、データベース インターフェースは、Cで記述されたINMODと整合します。
これらのINMODの例は、INMODおよび通知出口ルーチンの例に記載されています。オプションとしてINMODに渡される追加のparms文字列も、IMPORTコマンドで指定します。Teradata TPumpでは、この文字列に対して次のようないくつかの構文規則が適用されます。
- parms文字列には、いくつかの文字列を含めることができます。それぞれの文字列は両端をアポストロフィーまたは引用符で区切ります。parms文字列の最大サイズは1 Kバイトです。
- FastLoadのINMODを使用する場合は、IMPORTコマンドのparms文字列はFDLINMODでなければなりません。
- INMODに渡すparms文字列には、parmsの指定に使用する括弧を含めます。つまり、IMPORTにUSING ('5')と指定されていれば、('5')という式全体がINMODに渡されます。
- 区切られた文字列またはコメントの中の括弧は、構文上は英字と同じ意味を持ちます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、各コメントはそれぞれ1つのブランク文字に置き換えられます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、区切られた文字列の外側にある連続した空白文字(ブランク、タブなど)は、1つのブランク文字に置き換えられます。
- 互換性維持のために、BDLおよびFDL INMODと同じデータ構造を参照することによって、FDLINMODが使用されます。
UNIXシステムのTeradata TPump/INMODインターフェース
UNIXシステム ベースのクライアント プラットフォームでは、Teradata TPumpはCで記述されています。したがって、INMODプロシージャは、Teradata TPumpモジュールにリンケージ編集されたり、独立した実行可能プログラムとして動作したりするのではなく、実行時に動的にロードされます。
実行時ローダーは、INMODモジュールが共有オブジェクトとしてコンパイルおよびリンクされていることと、プロシージャの入口点が_dynamnという名前であることを必要とします。
INMODの使用は、IMPORTコマンドで指定します。UNIX システムでは、データベースは、Cで記述されたINMODとのみ整合します。CのINMODの例は、INMODおよび通知出口ルーチンの例に記載されています。オプションとしてINMODに渡される追加のparms文字列も、IMPORTコマンドで指定します。Teradata TPumpの構文規則は次のとおりです。
- IMPORTコマンドごとに1つのINMODを使用できます。複数のIMPORTを使用でき、それらに同じまたは異なるINMODを使用できます。
- IMPORTコマンドに指定する入力filenameパラメータは、入力ファイルの完全に修飾されたUNIXパス名でなければなりません。
- IMPORTコマンドに指定するINMOD filenameパラメータは、INMOD共有オブジェクト ファイルの完全に修飾されたUNIXパス名でなければなりません。
- parms文字列には、いくつかの文字列を含めることができます。それぞれの文字列は両端をアポストロフィーまたは引用符で区切ります。parms文字列の最大サイズは1Kバイトです。
- FastLoadのINMODを使用する場合は、IMPORTコマンドのparms文字列を"FDLINMOD"にする必要があります。
- parms文字列は、全体を括弧で囲む必要があります。
- 区切られた文字列またはコメントの中の括弧は、構文上は英字と同じ意味を持ちます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、各コメントはそれぞれ1つのブランク文字に置き換えられます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、区切られた文字列の外側にある連続した空白文字(ブランク、タブなど)は、1つのブランク文字に置き換えられます。
- 互換性維持のために、FDL INMODと同じデータ構造を参照することによって、FDLINMODが使用されます。
WindowsシステムのTeradata TPump/INMODインターフェース
Windowsベースのクライアント プラットフォームの場合、Teradata TPumpはCで記述されます。したがって、INMODプロシージャは、Teradata TPumpモジュールにリンク編集されたり、独立した実行可能プログラムとして動作したりするのではなく、実行時に動的にロードされます。
実行時ローダーは、INMODモジュールがダイナミック リンク ライブラリ(DLL)ファイルとしてコンパイルおよびリンクされていることと、プロシージャの入口点が_dynamnという名前であることを必要とします。
INMODの使用は、IMPORTコマンドで指定します。Windowsシステムでは、データベースは、Cで記述されたINMODとのみ整合します。INMODに渡されるオプションのparms文字列もIMPORTコマンドに指定することができます。Teradata TPump の構文規則は次のとおりです。
- IMPORTコマンドごとに1つのINMODを使用できます。複数のIMPORTを使用でき、それらに同じまたは異なるINMODを使用できます。
- IMPORTコマンドに指定する入力filenameパラメータは、入力ファイルの完全に修飾されたWindowsパス名でなければなりません。
- IMPORTコマンドに指定するINMOD filenameパラメータは、INMOD DLLファイルの完全に修飾されたWindowsパス名でなければなりません。
- parms文字列には、いくつかの文字列を含めることができます。それぞれの文字列は両端をアポストロフィーまたは引用符で区切ります。parms文字列の最大サイズは1Kバイトです。
- FastLoadのINMODを使用する場合は、IMPORTコマンドのparms文字列を"FDLINMOD"にする必要があります。
- parms文字列は、全体を括弧で囲む必要があります。
- 区切られた文字列またはコメントの中の括弧は、構文上は英字と同じ意味を持ちます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、各コメントはそれぞれ1つのブランク文字に置き換えられます。
- Teradata TPumpからINMODルーチンに引き渡されるparms文字列の中において、区切られた文字列の外側にある連続した空白文字(ブランク、タブなど)は、1つのブランク文字に置き換えられます。
- 互換性維持のために、FDL INMODと同じデータ構造を参照することによって、FDLINMODが使用されます。