リクエストがアプリケーションによってデータベースに送信されることでアクションが開始されます。応答がデータベースによってアプリケーションに送信されることで、そのアクションの結果が反映されます。リクエストと応答は、どちらも確立されたセッションに関連付けられています。データベースに同時に送信される1つ以上のTeradata SQL文を、Teradata SQLリクエストと呼びます。
1つのリクエストの中に複数の文を含めれば、メッセージの転送時間が短縮されます。 これはCPU制限や入出力制限のあるプログラムやサイトにとって重要です。その理由は、2文を含む複数文リクエストは2つの単文リクエストと比べて(データベースではなく)ローカルのCPU時間が半分で済むからです。
多くの場合、リクエストには、完了に必要なデータが含まれますが、追加のデータを必要とするリクエストもあります。例えば、画像などの大きなサイズのデータベース フィールドを挿入したり、データベース内で実行するプログラムを定義したりするリクエストの場合には、まずCLIが、データやプログラムを提供するように求められます。次に、アプリケーションが、データやプログラムを提供することによってリクエストを続行します。