使用上の注意
Fetch Error Indicatorフィールドは、移動モードでの移動の状態を示します。
| 言語 | 変数名 |
|---|---|
| COBOL: | DBCAREA-FET-ERROR-IND |
| C: DBCAREA.H: | fet_error_ind |
| ルーチン | 動作 |
|---|---|
| DBCHINI: | 書き込み |
| DBCHCL: | 書き込み(FET) |
| 使用者 | 動作 |
|---|---|
| アプリケーション プログラム | 読み取り |
Fetch関数のDBCHCLの呼び出しおよびリクエストを移動モードで発行したあとで、移動が成功したことを示す標識をアプリケーション プログラムで入手することができます。 移動領域が小さすぎてパーセルを収容できない場合には、Fetch Error Indicatorは16進数の0xFFに設定されます。そうでなければ、Fetch Error Indicatorは16進数の0x00に設定されます。
移動モードでのFetch関数のDBCHCLの呼び出しのあとでFetch Error Indicatorに16進数の0xFFが設定された場合には、移動領域がFetch Returned Data Length内の値以上になるように、アプリケーション プログラムで移動領域の再割り当てをすることができます。 それから、Fetch関数のDBCHCLの呼び出しを再発行することができます。
DBCHCLは、Fetch関数が完了した時点でFetch Error IndicatorをDBCAREA内に設定します。 したがってアプリケーション プログラムでは、Fetch関数のDBCHCLの呼び出しからゼロの戻りコードで制御が戻ると、Fetch Data Pointerを使用することができます。 アプリケーションは同フィールドをチェックする必要があります。チェックが必要なのは、CLIが、Fetch Returned Data Lengthで示した移動領域を再割り当てする必要があることを確認するため、BUFOVFLOWを返した場合です。