Fetch Returned Data Length - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2 リファレンス - ワークステーション接続システム - 17.20

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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ja-JP/zws1641280432166.ditamap
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

使用上の注意

Fetch Returned Data Lengthフィールドは、返されたデータの長さをバイト数で示します。

言語 変数名
COBOL: DBCAREA-FET-RET-DATA-LEN
C: DBCAREA.H: fet_ret_data_len
ルーチン 動作
DBCHINI: 書き込み
DBCHCL: 書き込み(FET)
使用者 動作
アプリケーション プログラム 読み取り

Fetch関数のDBCHCLを呼び出したあとで、返されたデータの長さをアプリケーション プログラムで入手することができます。

この長さがどこに示されるか、および長さが何を表わしているかは、Connect、Run StartupまたはInitiate Request関数のDBCHCLを呼び出したときに有効であった設定状態に応じて、次のように異なります。
  • Locate ModeをNに設定し、Parcel Mode FetchをYに設定した場合
    • Variable Length FetchをNに設定した場合、

      長さはFetch Returned Data Lengthで、パーセル本体の長さです。

    • Variable Length FetchをYに設定した場合、

      長さは、Fetch Data Pointerにおいて与えられるアドレスの最初の2バイトで、パーセル本体の長さです。

  • Locate ModeをNに設定し、Parcel Mode FetchをNに設定した場合
    • Variable Length FetchをNに設定した場合、長さはFetch Returned Data Lengthです。これは、CLIでfet_data_ptrにコピーされるバッファの長さです。
    • Variable Length FetchをYに設定した場合、エラーが発生する
(このオプションは許可されていない)。
  • Locate ModeをYに設定し、Parcel Mode FetchをYに設定した場合
    • Variable Length FetchをNに設定した場合、

      長さはFetch Returned Data Lengthで、パーセル本体の長さです。

    • Variable Length FetchをYに設定した場合、

      長さは、Fetch Data Pointerにおいて与えられるアドレスの最初の2バイトで、パーセル本体の長さです。

  • Locate ModeをYに設定し、Parcel Mode FetchをNに設定した場合
    • Variable Length FetchをNに設定した場合、

      長さはFetch Returned Data Lengthで、応答バッファ内のすべてのパーセル(ヘッダーと本体)の合計を指しています。

    • Variable Length FetchをYに設定した場合、

      エラーになります(この最後のオプションは許可されていません)。

移動モードでは、長さのバイト数だけが移動領域に移されます。 そのバイト数を超えた分は「そのまま」残されます。

DBCHCLは、Fetch関数が完了した時点で、Fetch Returned DataLength(使用されていれば)をDBCAREA内に設定します。 したがってアプリケーション プログラムでは、Fetch関数のDBCHCLの呼び出しからゼロの戻りコードで制御が戻ると、Fetch Data Pointerを使用することができます。