使用上の注意
Request Pointerフィールドは、要求文字列のアドレスを指定します。
| 言語 | 変数名 |
|---|---|
| COBOL: | DBCAREA-REQ-PTR |
| C: DBCAREA.H: | req_ptr |
| ルーチン | 動作 |
|---|---|
| DBCHINI: | 書き込み |
| DBCHCL: | 読み取り(IRQ) |
| 使用者 | 動作 |
|---|---|
| アプリケーション プログラム | 書き込み |
アプリケーション プログラムでは、Initiate Request関数のDBCHCLを呼び出す前に、要求文字列(例えばTeradata SQLリクエスト)を組み立てなければなりません。
Variable Length Requestの値に応じて、Request Pointerには次のものが入っている必要があります。
- Variable Length RequestがNであれば、Request Pointerには要求文字列の先頭のアドレスが入っていなければなりません。
- Variable Length RequestがYであれば、Request Pointerには要求文字列の直前にある2バイトの長さフィールドのアドレスが入っていなければなりません。Variable Length Requestを参照してください。
要求文字列は、単一引用符(')で囲んではなりません。 要求の中に複数の文がある場合には、セミコロンで文を区切らなければなりません。 要求の中の最後の文の後ろのセミコロンは、省略できます。
Teradata SQLリクエストにUSING修飾子を含める場合には、USING修飾子をその要求での最初の句にしなければなりません。 USING修飾子は、Using Data Pointerによって指されるデータの各フィールドを位置順に指名および記述します。 各フィールド名は、まったく参照されないことも含めて、その要求内の任意の個数の文の中で何回参照されてもかまいません。