Elements|CLIv2 - エレメント - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2 リファレンス - ワークステーション接続システム - 17.20

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
dita:mapPath
ja-JP/zws1641280432166.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities
ヘッダーのすぐ後ろに、1つ以上のエレメントが続きます。 各エレメントは、次のいずれかになります。
  • 実際のデータが入っているエレメント
  • 実際のデータをアドレス指定するエレメント

Eyecatcherフィールドに'IRX8'、Levelフィールドに1という値が入っている場合、エレメントの形式は1つしかなく、この形式でデータを表わすか、データをアドレス指定します。 新規開発では1のLevelのみを使用する必要があります。0という値は推奨されません。 これらのエレメントは、次のような数字で記述されます。



この形式は、インストール時に提供されるdbcarea.hファイルの'D8XIELEM'と'D8XIEP'という2つの構造体を使用してインプリメントされます。yecatcherフィールドに'IRX8'、Levelフィールドに0の値が入っている場合、またはEyecatcherフィールドに'DBCX'が入っている場合は、次の2つのエレメント形式があります。
  • インライン形式にはデータが入ります。
  • ポインタ形式はデータをアドレス指定します。

インライン メソッド

エレメント ヘッダーのElement Typeフィールドは、ヘッダーの後にパーセル本体が続くか、Pointerエレメントが続くかを示します。 インライン メソッドおよびポインタ手法の設定に関しては、Element typeを参照してください。

拡張部分ヘッダー(D8CAIRX)でEyecatcherが「IRX8」に、Levelフィールドが0に設定されている場合、または拡張部分ヘッダー(DBCAREAX)でEyecatcherが「DBCX」に設定されている場合は、インライン メソッドでパーセルを送信する形式は次のようになります。



レベル0で'IRX8'を使用する場合、この目的で定義される構造体は'D8XILMNT'になります。

'DBCX' eyecatcherを使用する場合、この目的で定義される構造体は'x_element'になります。

ポインタ手法

拡張部分ヘッダー(D8CAIRX8)でEyecatcherが「IRX8」、Levelフィールドが0に設定されている場合、ポインタ手法でパーセルを送信する形式は次のようになります。



この目的では'D8XILPTR'という構造体が定義されており、dbcarea.hで使用できます。

拡張部分ヘッダー(DBCAREAX)でEyecatcherが'DBCX'に設定されている場合、ポインタ手法でパーセルを送信する形式は次のようになります。



この目的では'xp_element'という構造体が定義されており、dbcarea.h.で使用できます。