DBCHQE - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2 リファレンス - ワークステーション接続システム - 17.20

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
dita:mapPath
ja-JP/zws1641280432166.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

DBCHQEは、問合わせ機能であり、ユーザーがログオン前にデータベースからシステムのデフォルト情報を要求することを可能にします。したがって、セッションの開始前に変更を行なうことができます。

セッションごとに取得されるSession Character Set(セッション文字セット)は、セッションへのログオンが済んでからでないと取得できません。

パラメータ

DBCHQE (ReturnCode, ContextArea, DBCHQEP)
Int32 *ReturnCode
Int32 *ContextArea
Int32 *DBCHQEP

次のような場合に当てはまります。

パラメータ 内容
ReturnCode アプリケーション プログラムが4バイトの符号付き整数の記憶域として割り当てた領域の4バイト アドレス。
ContextArea CLIで使用されない4バイトのアドレス。 ContextAreaは、メインフレームとの互換性を維持するために備えられています。
DBCHQEP DBCHQEP構造体の4バイトのアドレス。

この構造体のいくつかは、クエリー情報を要求するために、アプリケーション プログラムによって書き込まれる必要がある。クエリーの結果は、この構造体に書き込まれてアプリケーションに送り返される。

DBCHQEP構造体

フィールド データ型 説明
qepLevel unsigned char パラメータ リストの符号無し数値形式。サポートされる値は次のとおり。
  • 1 - デフォルトの文字セットが返される。アプリケーションは、このオプションを使用する場合は、qepTDPdbcnameを指定する必要がある。アプリケーションは、他の情報のクエリーにこのレベルを使用する必要がある。
  • 2 - そのセッションに対して指定されている文字セットが返される。アプリケーションは、qepConnにセッション番号を指定する必要がある。
  • 129 – (QEPL10NLVL1)レベル1と同じ。加えて、ローカライズされたCLIエラー情報を与えるために、DBCHQEP構造体で定義されている新規フィールドを使用する。
  • 130 – (QEPL10NLVL2)レベル2と同じ。加えて、ローカライズされたCLIエラー情報を与えるために、DBCHQEP構造体で定義されている新規フィールドを使用する。
qepItem unsigned char 有効な項目コードおよびその説明については、qepItemフィールドを参照してください。
qepTLen unsigned short クエリーに使用されるTDPID lengthおよびTDPID name(dbcname)に設定しなければなりません。
qepTDP long クエリーに使用されるTDPID lengthおよびTDPID name(dbcname)に設定しなければなりません。
qepRsv1[4] char 予約済み
qepRALen unsigned short クエリーの結果が返される領域の長さを表わす符号無し数値。呼び出し側が供給します。
qepRDLen unsigned short 返されるデータの長さを表わす符号無し数値。CLIはこのフィールドに、qepRAreaで返されたデータ長を書き込む。

返されるデータの長さ(qepRALenフィールドに指定されている領域のサイズまで)に設定します。

*qepRArea void クエリーの結果が返される領域へのポインタ。

この領域の長さは、アプリケーションがqepRALenに設定します。

qepRsv2 unsigned short 予約済み
qepMLen unsigned short 予約済み
qepMsg char 予約済み
qepConn long セッション番号
qepMLid char[2] 要求に関連付けられているCLIエラー メッセージで使用する言語を指定します。
  • 英語の場合はEN
  • 日本語の場合はJA
*qepMsgP char エラー メッセージが配置される領域を指すポインタ。領域はアプリケーションで割り当てる。
qepMsgM unsigned short QepMsgPで指される領域の符号無し数値形式での長さ(バイト数)。
qepRC unsigned short DBCHQEPの処理中に発生した、符号無し数値形式のCLI戻りコード。
qepRMRC unsigned short メッセージの作成中に発生したエラーに対する符号無し数値形式のCLI戻りコード。
  • 1 – オーバーフロー
  • 4 – 使用されたLangidはサポートされていない。

    メッセージは英語で返されます。

  • 2 – アプリケーションでqepMsgPが提供されていないため、CLIはメッセージを作成できない。
  • 0 – メッセージが正常に作成された。

2つのエラーが同時に発生した場合、返される結果は2つの戻りコードのビット単位の'or'になる。例えば、使用されているlangidがデフォルトで、メッセージを返すときにオーバーフローが発生した場合、出力は次のようになる。

QEPRC = 2 | 1 = 3

qepRMLen unsigned short QEPMSGPでアドレス指定されている領域に返されるメッセージの、符号無し数値形式での長さ(バイト数)。
*qepConnStrP Char 接続文字列を含むバッファへのポインタ。
qepConnStrLen 符号無し整数 接続文字列を含むバッファの数値形式での長さ(バイト数)。

qepItemフィールド

以下のように、要求のタイプを示す値を設定する必要があります。

フィールド 説明
QEPIIID 1 サポートされない
QEPISC 2 デフォルトのセッション文字セットの名前を返す。DBCHQEはデフォルト文字セットを含む30バイト文字列を返すため、戻り値の領域は最低30バイト必要。他の要求はすべて1バイトのみの応答領域を必要とする。

qepConnフィールドに指定されているCLIv2セッション番号のセッションを参照します。

QEPIFTSM 3 トランザクション セマンティックス

Teradataトランザクション セマンティックスのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIFLCS 4 言語適合性
どの種類のSQLがサポートされるかを示すために、qepRAreaが指す領域に以下の値を返します。
  • 'Y' – 標準SQLおよびTeradata SQLがサポートされる。
  • 'N' – Teradata SQLのみがサポートされる。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIFUCR 5 更新可能なカーソル

更新可能なカーソルのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIFRFI 6 参照整合性

参照整合性のサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIDTSM 7 識別されたデータベースのデフォルトのトランザクション セマンティックスを、qepRAreaが指す領域に1バイト文字(AまたはT)で返す。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEP64K 8 64Kパーセル

64Kパーセルのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPICL2R 9 リリース識別子

使用されているCLIのリリース識別子を返します。

リリース識別子は、それぞれピリオドで区切られた2文字のメジャー リリース識別子、2文字のマイナー リリース識別子、2文字のメンテナンス リリース識別子から構成される11文字の値。最後の3文字は通常ブランクだが、そうでない場合、ピリオド区切り記号、その後に2文字のEタイプ識別子が続く。

データの内容はCLIの機能性を下げるものではなく、現行のCLIリリース識別子を提供するに過ぎません。
QEPISPF 10 並列性

サーバーが内部的に使用する並列処理の程度を示す点の値を、qepRAreaが指す領域に4バイトの符号無し整数で返します。

  • この係数は、実際にはデータベース内部のインプリメント項目です。 通常のアプリケーションでの用途は、異なるサーバーの並列性の比較に限られます。
  • QEPIDPFは現在では非推奨と見なされます。
QEPIDMSS 11 最大パーセル サイズ

サーバーがサポートするセグメントの最大サイズを示す4バイト値を返します。 セグメントは、最大パーセル サイズを超える特殊な要求を分割するために使用されます。

QEPITDPR 12 メインフレームとの互換性

このクエリーのレベルは、メインフレームにしか互換性がない。ワークステーション接続されたクライアント上でこのクエリーを実行すると、CLIエラー354(NOQINFO)"The requested query information is unavailable(要求されたクエリー情報は利用できません)"が返される。

QEPIFSSO 13 シングル サインオン

シングル サインオンのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPISU 14 認証

シングル サインオンまたはサードパーティの認証メカニズム(LDAPなど)を使用してログインしたユーザーの、実際のデータベース ユーザー名を返す。

qepConnで示された数字のセッションIDを参照します。

QEPIFUPS 15 Atomic UPSERT

Atomic UPSERTのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIAOP 16 配列操作

ARRAY OPERATIONS(配列操作)のサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。 qepRAreaの長さは1バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIFMRG 17 MERGE INTO

MERGE_INTOのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。 qepRAreaの長さは1バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIFLOB 18 LOB

LOBのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPITPR 19 タイミング精度

クライアント プラットフォームでサポートされるTiming-precisionの最小値と最大値を、2つの符号付き2バイト フィールドとして返します。

QEPTDPは無視されます。 qepRAreaの長さは4バイト以上である必要があります。

QEPIXRS 20 拡張応答

拡張メッセージ応答のサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。 qepRAreaの長さは1バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIEPU 21 APH要求
qepRAreaが指す領域に以下のいずれかの値を返します。
  • 1 – APHをサポートする
  • 0 – APHをサポートしない

qepRAreaの長さは2バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIUD 23 ユーティリティ データ サポート

qepTDPフィールドでアドレス指定されるTDP識別子のデータベース システムを参照する。qepRAreaの長さは4バイト以上である必要がある。

返される6バイトの値は次のとおり。
  • 先頭バイト – 識別されたTeradataサーバーの既存のCheckpoint-Intervalサポートを示す'Y'または'N'。
  • 第2バイト – 識別されたTeradataサーバーのTASM Utility Workloadサポートを示す'Y'または'N'。
  • 第3および第4バイト - 識別されたTeradataサーバーのFastExport Without Spoolingサポートを示す符号無し2バイト整数0または1。
  • 第5および第6バイト - 識別されたTeradataサーバーのExtended Load Usageサポートを示す符号無し2バイト整数0または1。
QEPIASL 24 集約サポート リスト
複数の機能のサポートを示す、値のリストを返します。 リストは、以下のクエリー項目(順序どおり)によって返される値に等しい1バイトの値で構成されます。
  • QEPIFTSM (トランザクション セマンティックス)
  • QEPIFLCS (言語適合性)
  • QEPIFUCR (更新可能なカーソル)
  • QEPIFRFI (参照整合性)
  • QEP64K (64Kパーセル)
  • QEPIFSSO (シングル サインオン)
    V2R6.0より前のTeradata Databaseに接続している場合、セッションが確立されない限り、このフィールドには正しい値が含まれない。
  • QEPIFUPS (Atomic UPSERT)
  • QEPIAOP (配列操作)
  • QEPIFMRG (MERGE INTO)
  • QEPIFLOB (LOB)
  • QEPIXRS (拡張応答)
  • (予約済み)
  • QEPIEPU (APH要求)
  • QEPIRPO (カーソルの位置付け)
  • QEPIUDT (UDT)
  • QEPIESS(廃止)
  • QEPIAPH (APH応答)
  • QEPIRCA (Relaxed Call Argument)
  • QEPISIS (文情報パーセル)
  • QEPIIDE (Large Integer/Decimal)
  • QEPIRID (識別列が関係する場合にINSERTでデータを返す)
  • QEPIDRS (ResultSet)
  • QEPIQBS (QUERY_BAND)
  • QEPIMIU (MERGE INTO)
  • QEPILEU (LOGGING ERRORS)
  • QEPIPD (デフォルト接続)
  • QEPITSS (Trusted Decisions)
  • QEPILNS (LOB名)
  • QEPICCS (列相関)
  • QEPITOU(UDT TransformsOffサポート)
  • QEPISSU(ESSレベルのサポート)

qepRAreaの長さは29バイト以上である必要があります。 64バイトの長さが推奨されています。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIRPO 25 カーソルの位置付け

カーソルの位置付けのサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に'N'または'Y'を返します。 qepRAreaの長さは1バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているデータベース システムを参照する。

QEPIENC 26 データ暗号化

セッション接続先のデータベース サーバーで暗号化のサポートと有効化が両方行なわれているかどうかを示すために、'N'または'Y'を返します。

qepConnフィールドに指定されているCLIv2セッション番号のセッションを参照します。

QEPIRMR 27 CLI情報

CLIv2のリリース識別子と、qepConnフィールドに指定されたCLIv2接続番号のセッション、およびQEPRQSTフィールドに指定されたCLIv2要求番号の要求で使用される、メッセージ テーブルのカスタマイズ情報を返します。

返される情報の長さは、最大48文字のASCII文字になります。これらは、カンマで区切られた1つまたは2つの識別子で構成されます。

QEPIACS 28 文字セット

TDPで指定されたデータベースで利用可能な文字セットの名前を返す。データベースのTDP識別子はqepTidpフィールド、長さはqepTlenフィールドで指定される。

応答は4個の固定長フィールドで構成され、可変数の文字セット名がこれに続きます。 qepRalenで長さが指定された応答領域に当てはまるだけの文字セット名が返されます。 すべての名前が返されない場合は、以下のクエリー(返されたトークンを指定する)のいずれかを発行して、追加の名前の処理を示すことができます。
  • qeracsTk - qepTokenに挿入される4バイトのトークンで、追加の文字セット名を取得する。トークンの中身は不定で、アプリケーションによる変更は禁止されている。
  • qeracsNR - 2バイトの符号無し整数で、返されなかった文字セット名の数を示す。
  • qeracsNP - 2バイトの符号無し整数で、返された文字セット名の数を示す。
  • qeracsLn - 2バイトの符号無し整数で、文字セット名ごとの長さを示す。
QEPIESS 29 廃止されたため、QEPISSU(56)を使用すること。
QEPIUDT 30 UDT

ユーザー定義型のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIAPH 31 APH応答

APH応答のサポートを示すために、qepRAreaが指す領域に数値または0を返します。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているサーバーを参照します。

QEPIALM 32 メカニズム
サポートするメカニズム名のリストを返します。
  • qeralmTk - QEPTOKENに挿入される4バイトのトークンで、追加のメカニズム名を取得する。トークンの中身は不定で、アプリケーションによる変更は禁止されている。
  • qeralmNR - 2バイトの符号無し整数で、返されなかったメカニズム名の数を示す。
  • qeralmNP - 2バイトの符号無し整数で、返されたメカニズム名の数を示す。
  • qeralmLn - 2バイトの符号無し整数で、各メカニズム名と関連フラグの長さを示す。
QEPIDCS 33 デフォルト文字セット

データベースのデフォルト文字セットを、プラットフォームの文字セットにおける1バイトの30文字(ASCII)で、左揃え、ブランク入りとして返します。

DBCHQEの呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも30バイトを与える必要があります。

同フィールドは文字列としては返されない。したがって、呼び出し側は、printfで同フィールドの書き込み出力を試みる前に、最初のブランクにNULL終了子を挿入する必要がある。
QEPIDBR 34 データベース情報
データベースのリリース情報とバージョン情報を、それぞれ異なる形式を使用して、連続するフィールドに返す。
  • プラットフォームの文字セットにおける1バイトの30文字(ASCII)で、左揃え、ブランク入りです。例えば、V2R.06.01c.00.00のように返します。
  • この直後に、プラットフォームの文字セットにおける1バイトの32文字(ASCII)、左揃え、ブランク入りが続きます。例えば、06.01c.00.00のように返します。

DBCHQEの呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも62バイトを与える必要があります。

  • いずれのフィールドも文字列としては返されない。したがって、呼び出し側は、printfで同フィールドの書き込み出力を試みる前に、最初のブランクにNULL終了子を挿入する必要がある。
  • このデータはデータベースの機能を推論するためではなく、診断用にリリースおよびバージョン情報を提供するに過ぎない。値の形式は変更されることがあるので、どのような理由があっても値を解析しないこと。
QEPIC2L 35 CLIの制限

アプリケーションのCLIv2設定値に影響を及ぼす、データベースの制限を返す。応答は4個のフィールド、合計32バイトで構成される。

DBCHQE(QEPIC2L)の呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも32バイトを与える必要があります。構造マッピング(struct QEPCLLIMIT_)は、ユーザーの利便性を考慮し、dbchqep.hで提供されます。

QEPISQL 36 SQLの制限

アプリケーションのSQL文の使用に影響を及ぼす、データベースの制限を返す。応答は28個のフィールド、合計128バイトで構成される。

DBCHQE(QEPISQL)の呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも104バイトを与える必要があります。構造マッピング(struct QEPDBLIMIT_)は、ユーザーの利便性を考慮し、dbchqep.hで提供されます。

QEPIRCA 37 Relaxed Call Argument

ターゲット サーバーがRelaxed Call Argument機能をサポートしているかどうか判断するのに用いられる識別子を返します。

DBCHQEは、サーバーがこの機能をサポートしている場合は「Y」を、そうでない場合は「N」を返します(ASCII文字を使用)。

DBCHQEの呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも1バイトを与える必要があります。

QEPISIS 38 StatementInformationパーセル

StatementInformationパーセルのサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIIDE 39 Large Integer/Decimal

Large Integer/Decimal機能のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

「Y」の戻り値は、サーバーがこの機能をサポートすることを示します。 「N」の戻り値、またはゼロ以外の戻りコードは、サーバーがこの機能をサポートしないことを示します。 戻り値はASCII形式です。

QEPIIDEは、最低1バイトの戻り領域とターゲットTDPidを必要とします。

このクエリー項目は、集約サポート リストにも含まれています。

QEPIRID 40 識別列が関係する場合に、SQL Insert操作に応じてデータを返すかどうかを定義します。

「Y」の戻り値は、サーバーがこの機能をサポートすることを示します。 「N」の戻り値、またはゼロ以外の戻りコードは、サーバーがこの機能をサポートしないことを示します。 戻り値はASCII形式です。

QEPIRIDは、最低1バイトの戻り領域とターゲットTDPidを必要とします。

このクエリー項目は、集約サポート リストにも含まれています。

QEPIDRS 41 ResultSet

ストアド プロシージャがSQL文の結果をアプリケーションに返すことができるかどうかを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIQBS 42 QUERY_BAND

SQL SET QUERY_BAND文のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIMIU 43 MERGE INTO

SQL MERGE INTO文のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPILEU 44 LOGGING ERRORS

Teradata SQL LOGGING ERRORS句のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIPD 45 デフォルト接続

デフォルト接続機能のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも1バイトを与える必要があります。

QEPISCS 46 セッション文字セット

セッション文字セットの名前を返します。 DBCHQEは文字セットを含む30バイト文字列を返すため、戻り値の領域は最低30バイト必要です。

qepConnフィールドに指定されているCLIv2セッション番号のセッションを参照します。

QEPICCS 47 列相関

列相関機能のサポートを示すために、'Y'または'N'を返します。

QEPIUS 48 ユーティリティ セッション
以下の値を返します。
  • バイト0~1:
    • いずれかの2バイト整数 - セッションに関連付けられた非書式化データベース ノードID。
    • 0 - ノードIDが利用不能。
  • バイト2~7:予約済み
  • バイト8~15: 8バイトのUInt64 (バイト/秒で表した実際の送信スループットの平均値)
  • バイト16~23: 8バイトのUInt64 (バイト/秒で表した実際の受信スループットの平均値)
  • バイト24~31: 8バイトのUInt64 (バイト/秒で表した有効送信スループットの平均値)
  • バイト32~39: 8バイトのUInt64 (バイト/秒で表した有効受信スループットの平均値)

実際のスループットはデータ/送信時間で計算されます。

有効スループットはデータ/セッション時間で計算されます。

qepConnフィールドに指定されているCLIv2セッション番号のセッションを参照します。 ユーティリティ セッションは、Teradataユーティリティが占有的に使用するものであり、他のアプリケーションでの使用は意図されていません。

QEPIDAP 49 データベース アクセス パスを返します。

データベース アクセス パスは、完全修飾ドメイン名、それに関連付けられたIPアドレスおよびポート番号を含む、可変長の文字列です。

ログオン文字列の接頭辞としては、以下のものが使用される可能性があり、それぞれが同等の有効性を持ちます。 したがって、クエリーの結果は1つの可変長値で構成されます。 ポート番号(サーバー側)は、常にマシン名、FQDN、またはIPアドレスの後に返され、コロンで区切られます。
  • dbcnameが使用されている場合は(例えば、マシン名sansのドメイン)、dbcnameが返されます。
  • 完全修飾ドメイン名(FQDN)が使用されている場合は、FQDNが返される。
  • IPアドレスが使用された場合は、IPアドレスが返される。
QEPITSS 50 信頼済みセッション

信頼済みセッション機能のサポートを示すために、'Y'または'N'を返す。

QEPILNS 51 LOB-Nameサポート

DEFERRED LOBが名前によって識別されるかどうかを決定します。

要求文字列内のUSING修飾子でBY NAME句が許可されているかどうかを返します。

LOBNameサポート機能のサポートを示すには、'Y'または'N'を返します。

QEPITOU 52 UDT-TransformsOffサポート

DBCHQE(QEPITOU)の呼び出し側は、戻り値領域として少なくとも2バイトと、ターゲットTDPidを与える必要があります。

戻り値は、以下のいずれかの値です。
  • 0 - UDTを変換できないことを示す。
  • 1 - UDTを未変換モードで転送できることを示す。
  • 2 - Periodデータ型を変換できることを示す。データベースは、クライアントから、PERIOD Structメタデータとデータ値、または非Struct PERIODメタデータとデータ値を受け入れる。
QEPITRS 53 Trusted-requestサポート

データベースがtrusted-requestオプションに対して信頼済みセッションの拡張をサポートするかどうかを定義します。

「Y」の戻り値は、サーバーがこの機能をサポートすることを示します。 「N」の戻り値、またはゼロ以外の戻りコードは、サーバーがこの機能をサポートしないことを示します。

DBCHQE(QEPITRS)の呼び出し側は、1バイトの戻り値領域と、ターゲットTDPidを与える必要があります。

このクエリー項目は、集約サポート リストに含まれていません。

QEPIBI 54 ビルド情報

複数の機能のサポートを示す6つの値のリストを返します。

リストは、以下のクエリー項目(順序どおり)によって返される値に等しい1バイトの値で構成されます。
  • columnInfo
  • StatementInfo
  • Not Used(予約済み)
  • arrayTransformsOff
  • xmlResponseFormat
  • tasmFastFailReq

「Y」の戻り値は、サーバーがこの機能をサポートすることを示します。 「N」の戻り値、またはゼロ以外の戻りコードは、サーバーがこの機能をサポートしないことを示します。

DBCHQE(QEPIBI)の呼び出し側は、少なくとも6バイトの戻り値領域を与える必要があります。

qepConnフィールドに指定されているCLIv2セッション番号のセッションを参照します。

QEPISES 55 Statement-Independenceサポート

データベースがステートメントの独立機能をサポートするかどうかを定義する。

「Y」の戻り値は、サーバーがこの機能をサポートすることを示します。 「N」の戻り値、またはゼロ以外の戻りコードは、サーバーがこの機能をサポートしないことを示します。

DBCHQE(QEPISES)の呼び出し側は、1バイトの戻り値領域と、ターゲットTDPidを与える必要があります。

このクエリー項目は、集約サポート リストに含まれていません。

QEPISSU 56 拡張文ステータス レベルのサポート

ESSレベルのサポートを示すバイトを返します。 qepRAreaの長さは1バイト以上である必要があります。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているサーバーを参照します。

QEPIILB 57 SLOBのサポート
応答の長さは次の6バイトです。
  • 最初のバイト - LOBのサポートに対して'Y'または'N'
  • 2番目のバイト - LOB Nameのサポートに対して'Y'または'N'
  • 3、4番目のバイト - SLOB Client-to-Serverのサポートに対して1または0の2バイトの符号無し整数
  • 5、6番目のバイト - SLOB Server-to-Clientのサポートに対して1または0の2バイトの符号無し整数
QEPIUPT 58 Unicode Pass Through

qepTDPフィールドでアドレス指定されるTDP識別子のサーバーを参照します。

qepRAreaの長さは2バイト以上である必要がある。返される2バイトの値は次のとおり。
  • 2バイトの符号無し整数の0は、Unicode Pass Throughサポートがないことを示す。
  • 2バイトの符号無し整数の1は、Unicode Pass Throughレベル1のサポートを示す。
QEPISTT 60 Transform Group for Typeのサポート

qepRAreaの長さは2バイト以上である必要がある。

返される2バイトの値は次のとおり。
  • 2バイトの符号無し整数の0は、サーバーがこの機能をサポートしないことを示す。
  • 2バイトの符号無し整数の1は、サーバーがこの機能をサポートすることを示す。

TDP識別子がqepTDPフィールドに指定され、長さがqepTLenフィールドに指定されているサーバーを参照する。

CLIv2-limits

アプリケーションは、CLIv2-limitsを使用してCLIv2設定を選択することで、アクセス先のデータベースの実行を最適化したり、制限の超過によって引き起こされるエラーを防止したりできます。アプリケーションのCLIv2設定値に影響を及ぼす、データベースの制限を返します。応答は4個のフィールド、合計32バイトで構成されます。

項目コード 簡略記号(ニーモニック) DBQERC2L (DbqerC2L for C)
フィールド
35 QEPIC2L
  • MaxRequestBytes
  • MaxSegRequestBytes
  • MaxUsingDataBytes
  • MaxResponseBytes
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
DBCHQE(QEPIC2L)の呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも32バイトを与える必要があります。構造マッピング(struct QEPCLLIMIT_)は、ユーザーの利便性を考慮し、dbchqep.hで提供されます。

SQL-limits

アプリケーションは、SQL-limitsを使用してSQL文を構築することで、アクセス先のデータベースの実行を最適化したり、制限の超過によって引き起こされるエラーを防止したりできます。

アプリケーションのSQL文の使用に影響を及ぼす、データベースの制限を返します。応答は28個のフィールド、合計128バイトで構成されます。

項目コード 簡略記号(ニーモニック) DBQERSQL (DbqerSQL for C)
フィールド
36 QEPISQL
  • MaxRowBytes
  • MaxLobBytes
  • MaxObjectNameChars
  • MaxColinTbl
  • MaxTblinSel
  • MaxColinSel
  • MaxColGrpBy
  • MaxColOrdrBy
  • MaxCharLiteralChars
  • MaxBinLiteralChars
  • MaxColBytes
  • MaxCharChars
  • MaxVarcharChars
  • MaxGraphicChars
  • MaxVargraphicChars
  • MaxByteBytes
  • MaxVarbyteBytes
  • MaxDecimal
  • MaxTimeScale
  • MaxTimeStampScale
  • MaxIntervalToSecondScale
  • MaxFldsUsingRow
  • MaxParamsInRequest
  • MaxSPParams
  • MaxDeferredByNameFileSpec
  • MaxRequestTextBytes
  • MaxJSONBytes;
  • MaxAvailBytesInRespRow
  • MaxNumRecInIteratedReq
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 8バイトの符号無し整数。
  • 4バイトの符号無し整数。
DBCHQE(QEPISQL)の呼び出し側は、戻り値領域として、少なくとも120バイトを与える必要があります。構造マッピング(struct QEPDBLIMIT_)は、ユーザーの利便性を考慮し、dbchqep.hで提供されます。