目的
リクエストに対する応答がデータベースによってうまく処理されなかったことを示します。
使用上の注意
Errorパーセルとは異なりFailureパーセルは、Teradata SQL応答が破棄されており、Teradata SQLリクエストおよびそれが埋め込まれていたトランザクション(ある場合)はアボートされてデータベースから取り消されていることを示します。
ANSIトランザクション セマンティックスが有効なときには、エラーがデータベースの完全性を損なわない場合、Failure応答パーセルが、そのエラーを引き起こすリクエストのみをロールバックします。データベースの完全性を損なう場合には、トランザクション全体がロールバックされます。
このパーセルは、データベースによって生成されます。
パーセル データ
次のテーブルに、Failureのフィールド情報をリストします。
フレーバー | パーセル ボディ長 | パーセル ボディ フィールド | |
---|---|---|---|
9 | 8~263 |
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フィールドについての注意
Failureパーセルのフィールドは、次のように定義されます。
- StatementNoは、失敗したTeradata SQLリクエスト内のTeradata SQL文の番号です。
- Infoは、整数値であり、用途は返される失敗コードに応じて異なる。失敗コードの内容については、<Teradata Vantage™ - Databaseメッセージ, B035-1096>を参照。
- Codeは、発生したエラーのタイプを指定するエラー コードです。
- Lengthは、失敗コードのテキスト表現での総バイト数です。 Lengthが0の場合には、エラーのテキスト表現はありません。
- Msgは、文字形式の失敗メッセージです。