MultipartRecord - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2 リファレンス - ワークステーション接続システム - 17.20

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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ja-JP/zws1641280432166.ditamap
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ja-JP/obe1474387269547.ditaval
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B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

マルチパート標識モードの応答向けに、1つの行または選択した結果を返します。 NULL値は明示的に表示されます。

使用上の注意

MultipartRecordパーセルは、選択された結果の1行を返します。 標識モードでは、NULL値は明示的に識別されます。

標識モードでは、最初のレコード モードMultipartRecordパーセルの直前のパーセルは、Successパーセルです。標識モードでは、最初の標識モードMultipartRecordパーセルの直前のパーセルはDataInfoXパーセルであり、そのDataInfoXパーセルの前にSuccessパーセルがあります。

Teradata SQLのSHOW TABLE文は、1つのMultipartRecordパーセルだけを返すことに注意してください。 MultipartRecordパーセル内では、テーブルの各行は、16進数の0D(10進数13)で次の行と区切られています。

このパーセルは、Teradataサーバーによって生成されます。

インラインのラージ オブジェクト(LOB)の場合、MultipartRecordパーセルの最大サイズは64KBです。 したがって、LOB列が64KBを超える場合は、2つのMultipartRecordパーセルに分割されます。

パーセル データ

次の情報は、MultipartRecordパーセル(標識モードの)に適用されます。

フレーバー パーセル ボディ長 パーセル ボディ フィールド
144 1~本体の最大サイズ NullIndicators: (n+7)/8バイト

使用場所:

n = 次のフィールドの項目数

次のような構成になります。

ビット1、ビット2、ビット i、

...、ビットn、未使用のビット

Data: 1~32000 - ((n+7) / 8)バイト

構成は、 項目1、項目2、 . . . 、 項目i、

...、項目n

フィールドについての注意

Dataフィールドには、次の特性を持つ項目が入ります。
  • NullIndicatorsフィールドには、Dataフィールド内の各項目に対して1ビットが入ります。標識セットを保持するのに必要な8ビット バイトを最小単位として格納され、右端の使用されないビットはゼロに設定されます。

    各ビットは、Dataフィールド内の項目に位置的に対応します(すなわち、NullIndicatorsフィールドのi番目のビットはDataフィールドのi番目の項目に対応します)。

ビットの状態 対応するデータ項目の値
ON NULL
OFF NULLではない

NULL標識のビットがオンまたはオフのどちらであっても、対応するデータ項目の長さに意味があります。

Dataフィールドには、フォーマットされたデータのレコードが含まれています。

データ項目 結果
可変長の文字列 データ項目の長さ部分は、文字列の実際の長さ(データ項目がNULLの値を表わす場合にはゼロになる)に設定される
整数 データ項目は、4バイト(データ項目がNULLの値を表わす場合にはゼロになる)を占める
  • Dataフィールドには、次の特性を持つ項目が入ります。
    • 項目の順序。

      SELECT文内の各式が、SELECT文にリストされた順序で標識モードのMultipartRecordパーセル内の1項目を生成します。

      すなわち、標識モードのMultipartRecordパーセルのi番目の項目には、SELECT文内のi番目の式の結果が入ります。

    • 各項目のデータ型。

      標識モードのMultipartRecordパーセルのDataフィールド内の各項目のデータ型は、Successパーセルと標識モードの最初のMultipartRecordパーセルとの間のDataInfoXパーセルの中の対応するデータ型コードに指定されたデータ型です。

      すなわち、標識モードのMultipartRecordパーセル内のi番目のデータ項目のデータ型は、DataInfoXパーセル内にコードが指定されたi番目のデータ型になります。

    • 各項目の長さ。

      標識モードのMultipartRecordパーセルのDataフィールド内の各項目の長さは、Successパーセルと標識モードの最初のMultipartRecordパーセルとの間のDataInfoXパーセルの中の対応する長さに指定された長さです。

      すなわち、標識モードのMultipartRecordパーセル内のi番目のデータ項目は、DataInfoXパーセル内のi番目の長さになります。

    • 各項目の形式。

      各項目の内容は、Record(レコード モード)フィールドについての注意のセクションにあるデータ型によって決定されるクライアントの内部形式(「データベースの内部形式」という表を参照)で表わされます。

      これらの各データ型に対してNULL値がとる形式については、<Teradata Vantage™ - SQLの基本, B035-1141>の「NULLの操作」を参照してください。

      10進数および可変長の文字列がとる形式については、DataInfoにあるデータ型の説明を参照してください。