移動領域 - Call-Level Interface Version 2

Teradata® Call-Level Interfaceバージョン2 リファレンス - ワークステーション接続システム - 17.20

Product
Call-Level Interface Version 2
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
dita:mapPath
ja-JP/zws1641280432166.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2418
Product Category
Teradata Tools and Utilities

データベースでは、移動領域を割り当てることができます。移動領域は、応答バッファに似ています。ただし、同時に1パーセル分の空間しか必要としません。

データベースで移動領域を割り当てた場合には、リクエストを送るときに、移動領域を使用することをDBCAREAに指定できます。その場合には、Fetch関数のDBCHCLは、呼び出されるたびに、データベースが使用する次のパーセルを、応答バッファの中で使用できるようにするのではなく、移動領域に移します。

アプリケーション言語の中には、COBOLなどのようにポインタをサポートしないものもあります。そのような場合には、次のパーセルを分離させることが重要で、移動領域用に小さな空間を使用すること、およびDBCHCLがコピーするためにわずかな時間を割くことには、明らかに価値があります。

他のアプリケーション言語、例えばC、PL/1、IBMアセンブラなどの場合には、応答バッファからパーセルを直接読み取っても問題はありませんが、移動領域を使用すれば、移動領域の始めに語を境界合わせするなどの利点が得られることがあります。 移動モードは、主にポインタ操作をサポートしない言語で使用します。