次の表 の中のトピックは、END LOADINGコマンドを使用する場合の考慮事項についての説明です。
対象 | 使用上の注意 |
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ロード終了フェーズ | END LOADINGコマンドは、Teradata FastLoadジョブのロード終了フェーズを開始します。この段階で、すべての行はAMPに配布され、最終的なTeradata FastLoad表に格納されます。 ロード終了フェーズが完了すると、データベースは、BEGIN LOADINGコマンドで指定された3つの表に対して設定されたアクセス ロックを解除します。これにより、適切なアクセス権限を持つユーザーはTeradata SQL文を使ってそれらの表にアクセスできるようになります。 |
Teradata SQL文の入力 | Teradata FastLoadがサポートしているのはTeradata SQL言語の一部だけなので、Teradata SQL文の多くはFastLoadから入力できません。そのため、END LOADINGが完了した時点でTeradata FastLoad表またはエラー表に格納されているデータにアクセスする必要があっても、Teradata FastLoadからはそれができません。BTEQまたは類似のアプリケーション プログラムを使って、これらの表に対する照会を実行する必要があります。 |
エラー テーブル | END LOADINGの実行が完了した時点で行が挿入されていないエラー表は、Teradata FastLoadが自動的に削除します。 |
内部チェックポイント | データベースは、END LOADINGコマンドの処理中に内部チェックポイントを使用します。したがって、ロード終了フェーズの間にも、処理状況を乱すことなくジョブを中断することができます。ジョブが再開すると、データベースは中断した位置から処理を再開します。 |