SET RECORD | Syntax | Teradata FastLoad - 構文 - FastLoad

Teradata® FastLoad リファレンス - 17.20

Product
FastLoad
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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ja-JP/dlf1641281592734.ditamap
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B035-2411
Product Category
Teradata Tools and Utilities

SET RECORD構文(メインフレーム接続システム)

SET RECORD構文(ワークステーション接続システム)

次のような場合に当てはまります。

FORMATTED
入力データ ソースがデータベース標準形式になっていることを指定するキーワード
Teradata FastLoadジョブ スクリプト内でSET RECORDコマンドを使用しない場合、これがデフォルトの指定です。
UNFORMATTED
入力データ ソースがデータベース標準形式から派生することを指定するキーワード。
書式化されていないレコードとは、テキスト ファイルなどのデータ ファイルで、レコード長やデータ要素の順序に関する構造の一貫性等の多様なプロパティを持たないものを指します。
BINARY
入力データ ソースがバイナリ形式になっていることを指定するキーワード
この形式は、2バイト整数nnバイトのデータが続きます。
TEXT
入力データ ソースがテキスト形式になっていることを指定するキーワード
この形式は、任意のバイト数のデータと次のレコード終了マーカーで構成されます。
  • UNIXプラットフォームのラインフィード(X'0A)
  • Windowsプラットフォームの場合、キャリッジリターンとラインフィードのペア(X'0D0A')。
TEXTデータには、すべてのCHARデータ型またはANSIDATEデータ型が必要です。
VARTEXT
入力データ ソースが可変長テキスト形式で、各フィールドが区切り文字で区切られていることを指定するキーワード
'c'
入力データ ソースの可変長テキスト レコードで各フィールドを分離する区切り文字を指定します(省略可)。
区切り記号には単一または複数の文字シーケンス(または文字列)が使用できます。
区切り文字を指定しない場合、パイプ文字(|)1文字がデフォルトとなります。
スクリプトの文字セットがクライアントのセッション文字セットと異なる場合、区切り文字は、Data Connectorに渡される前に、スクリプトの文字セットからクライアントのセッション文字セットに変換されます。
データに使用されている文字列を区切り文字として使用することはできません。タブ文字以外の制御文字は区切り文字として使用できません。
DISPLAY_ERRORS
エラーを起こした入力データ レコードを標準エラー ファイルに書き出すことを指定するオプション キーワード
'efilename'
エラーのある可変長テキスト レコードを格納するために使用する通常のファイル名を指定します(省略可)。指定する場合は、DISPLAY_ERRORSキーワードの後に指定する必要があります。
指定しない場合、エラーのある可変長テキスト レコードは、ネットワーク プラットフォームではstderrに、チャネル プラットフォームではSYSOUTに表示されます。
NOSTOP
可変長テキスト レコードに関連するエラー状態に応答して、Teradata FastLoadの終了を抑止するオプション キーワードです。
TRIM
任意選択のキーワード。可変長テキスト レコード内のフィールド値を削減(トリム)できるかどうかを指定します。次のいずれかのキーワードが後に続く必要があります。NONE、LEADING、TRAILING、またはBOTH。
NONE
キーワードTRIMの後に続けることができます。 フィールド値をトリムしないことを指定します。 TRIM NONEは、トリム処理のデフォルトの動作であり、TRIMをまったく指定しない場合と同じになります。
LEADING
キーワードTRIMの後に続けることができます。フィールド値の先行文字をトリムする必要があることを指定します。トリム文字の指定については、「p」の項を参照してください。
TRAILING
キーワードTRIMの後に続けることができます。フィールド値の後続文字をトリムする必要があることを指定します。トリム文字の指定については、「p」の項を参照してください。
BOTH
キーワードTRIMの後に続けることができます。フィールド値の先行文字と後続文字をトリムする必要があることを指定します。トリム文字の指定については、「p」の項を参照してください。
'p'
入力データ ソースの可変長テキスト レコードのフィールド値の中からトリムする文字を指定します(省略可)。キーワードLEADING、TRAILING、またはBOTHの後に指定します。
トリム文字の規則は次のとおりです。
  • トリム文字は1文字でなければなりませんが、シングルバイトまたはマルチバイト文字のいずれも使用できます。 これはクライアント セッション文字セットで表わされます。
  • 'p'を指定しない場合、デフォルトのトリム文字はブランク(空白スペース)文字になります。
  • トリミングは、引用符で囲まれていないフィールド値に対しても引用符で囲まれたフィールド値に対しても実行できます。
  • フィールドに1つ以上のトリム文字のみが含まれている場合、そのフィールドはトリミング後にゼロ長のVARCHARになります。DEFINEコマンドでNULLIFオプションを使用して、NULLに設定することが可能です。
QUOTE
任意選択のキーワード。可変長テキスト レコード内のフィールド値に、まったく引用符を付けない(キーワードNOを後に続けた場合)か、任意選択で引用符を付ける(キーワードOPTIONALを後に続けた場合)か、常に引用符で囲む(キーワードYESを後に続けた場合)かを指定します。次のいずれかのキーワードが後に続く必要があります。NO、OPTIONAL、またはYES。
NO
キーワードQUOTEの後に続けることができます。フィールド値を引用符で囲まないことを指定します。これはデフォルトの動作です。
OPTIONAL
キーワードQUOTEの後に続けることができます。フィールド値を任意選択により引用符で囲むことを指定します。
YES
キーワードQUOTEの後に続けることができます。フィールド値を常に引用符で囲むことを指定します。
'q'
入力データ ソースの可変長テキスト レコードのフィールド値の中で左側の引用符にする文字を指定します(省略可)。詳細は'r'の項を参照してください。
'r'
入力データ ソースの可変長テキスト レコードのフィールド値の中で右側の引用符にする文字を指定します(省略可)。
左側および右側の引用符の規則は次のとおりです。
  • 引用符は、左側でも右側でも1文字にする必要がありますが、1バイトまたはマルチバイトのどちらでも構いません。クライアント セッション文字セットで表現します。
  • 左側の引用符と右側の引用符には、異なる文字を指定できます。
  • 'q'のみを指定した場合、その文字が左側と右側の両方の引用符として使用されます。
  • 'q'または'r'を指定しない場合のデフォルトでは、左側または右側の引用符は'"'になります。