ルーチンの生成 - MultiLoad

Teradata® MultiLoadリファレンス - 17.20

Product
MultiLoad
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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ja-JP/xyn1641281670262.ditamap
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ja-JP/kju1619195148891.ditaval
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B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities

次の表 にTeradata MultiLoadソフトウェアで提供されている3つのサンプル プログラム ファイルを示します。このサンプル プログラム ファイルを使用することにより、ワークステーション接続されたWindowsクライアント システム上のTeradata MultiLoadジョブ スクリプト内にINMODルーチンと通知出口ルーチンを生成して使用できます。

INMODおよび通知出口のサンプル プログラム
サンプル ファイル 説明
mlimod.c INMODルーチンのソース ファイルです。
mlnotf.c 通知出口ルーチンのソース ファイルです。
going 通知出口の拡張オブジェクト名ルーチンのソース ファイル

参照されているサンプル ファイルのリストを見て、以下の手順によりTeradata MultiLoadジョブ内でINMODまたは通知出口ルーチンを生成し、使用します。

  1. ルーチン ソース ファイルを編集して、dynamn名がa __declspecであることを確認します。

    後の方にリストされているサンプルのルーチン ファイルを参照してください。

    • mlimod.c
    • mlnotf.c
  2. 次のコマンドを使用してDLLを作成します。

    cl.exe /nologo /MTd /W3 /Zp1 /c /O2 -D _WINDOWS -D _MBCS -D _USRDLL -D _CRT_SECURE_NO_DEPRECATE -D WIN64 -D _WIN64 -D WIN32 -D TA_nt_x8664=1 /Fo sourcefilename.obj sourcefilename.c

    link.exe -largeaddressaware -incremental:no -nologo /machine:X64 -dll -subsystem:windows,5.02 /out:sourcefilename.dll sourcefilename.obj

    ここで、sourcefilenameはINMODまたは通知出口ルーチンのソース ファイルの名前です。コマンドの実行が成功すると、ソース ファイルと同じ名前にファイル拡張子.dllが付いた次のようなファイルが生成されます。

    sourcefilename.dll

    コマンドの実行が成功すると、ソース ファイルと同じ名前にファイル拡張子.dllが付いた次のようなファイルが生成されます。

    sourcefilename.dll

  3. Teradata MultiLoadジョブ スクリプト内でsourcefilename.dllファイル名を以下のように使用します。
    ルーチンのタイプ sourcefilename.dllファイルの用途
    INMOD Teradata Multiloadジョブ スクリプトのIMPORTでのINMOD modulename指定
    通知出口 Teradata Multiloadジョブ スクリプトのBEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドでのNOTIFYオプションのEXIT name指定