LOGTABLEコマンドは、Teradata TPumpを起動するたびに必要です。1回の実行では、1つのLOGTABLEコマンドしか使えません。入力ストリームでは、LOGTABLEコマンドが、すべての環境コマンドおよびアプリケーション コマンド(RUN FILEおよびLOGONを除く)より前になければなりません。
指定された テーブルは、Teradata TPump再始動ログとして使用されます。完全に修飾する必要はありません。テーブルが存在しているなら、それが再始動であるかどうかが調べられます。その場合、再始動は自動的に行なわれます。テーブルが存在していないなら、テーブルが作成され、そのテーブルが今回のTeradata TPumpの起動で再始動ログとして使用されます。
ログ テーブルは、Teradata TPumpによって自動的に維持されます。このテーブルに対して何らかの操作を行なうと、再始動機能は失われます。ログ テーブルに対してとれる唯一の処置は、ログ テーブルを削除(DROP)することです。決してテーブルから行を削除しないでください。ログ テーブルを使用しているTeradata TPumpジョブの実行時には、ログ テーブルを削除すべきではありません。ジョブの実行中にログ テーブルを削除すると、Teradata TPumpの実行でエラーが発生します。
データベース名のデフォルトをDATABASE文によって上書きすることはできません。DATABASE文は、LOGTABLE/LOGONの後でなければならないからです。その代わりに、LOGTABLE dbnameオプションを使用します。
DELETEは標準的なTeradata SQL関数なので、Teradata TPumpではDELETE DATABASE文を使用できます。この文は、前に作成された現行の再始動ログを削除します。それにより、ジョブは終了します。