Teradata TPumpのマクロ - Parallel Data Pump

Teradata® Parallel Data Pumpリファレンス - 17.20

Product
Parallel Data Pump
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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B035-3021
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ロードを開始する前に、Teradata TPumpは実際のDML文に基づいて、データベース上に等価のマクロを作成します。すなわち、DML文のすべてのINSERT、UPDATE、DELETE、およびUPSERT文についてTeradata TPumpは等価のマクロを作成します。次に、重要なタスクが開始されるとこれらのマクロは実際のDML文に代わって対話的に実行され、そのタスクが完了すると削除されます。長い要求の代わりにマクロを使用すれば、ネットワークや構文解析のオーバーヘッドを最小化するのに役立ちます。

より効率化を図るため、Teradata TPumpでは、実際のDML文に基づいたマクロを作成する代わりに、事前定義マクロの使用もサポートしています。ユーザーが記述した事前定義マクロは、Teradata TPumpがインポート タスクを開始する前にデータベース上に置かれます。事前定義マクロが使用されると、Teradata TPumpはマクロを作成する代わりにこのマクロを直接使用します。事前定義マクロの使用により、Teradata TPumpは、マクロを内部で作成したり削除したりする処理を回避でき、ジョブの実行中にデータベースのデータ ディクショナリを変更することもなくなります。

Teradata TPumpは、EXECUTEコマンドを使用して事前定義マクロをサポートします。事前定義マクロの使用についての詳細は、EXECUTEを参照してください。マクロの作成についての詳細は、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 詳細トピック, B035-1184を参照してください。

マクロの実行についての詳細は、Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語, B035-1146を参照してください。