ジョブ実行中に書き込まれる再始動情報を含む再始動ログ テーブルは、いずれかのUpdateオペレータの実行に必要です。 LogTable属性を使用してスクリプトに再始動ログ テーブルを指定します。
再始動(段階的なロードで説明)は、段階的なロード操作中、共通です。 ジョブが一時停止した後で追加データが使用できるようになると、その追加データを指定する副次スクリプトを実行依頼することで、ジョブが再始動されます。 Updateオペレータはジョブを再始動として識別し、再始動ログを読み取り、ジョブのステータスを判断してから追加ファイルをロードします。
再始動は、データベースの何らかの予期しないエラーの後に発生することもあります。 例えば、ロード操作中にテーブルの領域を使い切ってしまった場合、ジョブは終了してテーブルは一時停止され、再始動ログにチェックポイントが記録されます。 この方法でのジョブを一時停止すると、ロード操作は再始動ログの最後のチェックポイントからジョブを再始動できるため、必要な場合に手動で使用可能な領域を増やしてからジョブを再始動できます。
LogTableに名前を指定しない場合、Updateオペレータでは次のようなログ テーブルの名前を自動的に作成します。
ttname_RL
ここでttnameは、最初のターゲット テーブルの名前です。
TargetTable属性の値は、ターゲット テーブルの名前に接尾辞"_RL"が追加される前に、データベースがサポートするオブジェクト名の最大文字数から3文字分差し引いた文字数で切り捨てられます。このことは、TargetTable属性の値が完全修飾されたテーブル名で、その完全修飾名がデータベース オブジェクトがサポートする最大長を超える場合、生成されるログ テーブルの名前が意図するものにならない可能性があることを意味します。このような場合、Teradataでは、ログ テーブルの名前をユーザーが提供し、ログ テーブルの名前を自動的に生成するLoadオペレータに依存しないことが推奨されます。