Teradata PTジョブ スクリプトのUSING CHARACTER SET <characterSet>文はセッション文字セットの定義に使用されます。セッション文字セットはデータと一致している必要があり、ジョブ スクリプトのエンコーディングとも一致している必要があります。
DEFINE SCHEMAセクションで正しく操作するには、ADJUST UNICODE指定子のスクリプト内に文字セットUTF8またはUTF16指定子の使用が必要です。それがない場合、ADJUST SCHEMAキーワードは無視されます。 詳細については、DEFINE SCHEMAを参照してください。
ただし、UTF-16でエンコードされたジョブ スクリプトの実行依頼を行なう場合、tbuildコマンドの-eコマンド ライン オプションも指定する必要があります。
tbuild -f <filename> [-v jobVariableFile] -e UTF16
-e UTF16は、ジョブ スクリプトがUTF-16でエンコードされていることをTeradata PTに示します。ファイルのエンディアンは、ファイルの先頭にあるバイト オーダー マーク(BOM)によって決定されます。
次の各-eオプションで、各種のエンコーディング スキームをサポートします。
- UTF-16/UTF16(ハイフン付き、ハイフン無し、大文字、小文字のバリエーションを含む)。 UTF-16スクリプトでは、 スクリプトがUTF-16ではない場合、エラーが報告されます。 スクリプト エンディアンがプラットフォーム エンコーディングと異なる場合、スクリプトは実行前にプラットフォーム エンディアンに変換されます。
- UTF-16LE/UTF16LE(ハイフン付き、ハイフン無し、大文字、小文字のバリエーションを含む)。 UTF-16リトル エンディアンのスクリプトでは、 スクリプトがリトル エンディアンではない場合、エラーが報告されます。 プラットフォームがビッグ エンディアンの場合、スクリプトは実行前にビッグ エンディアンに変換されます。
- UTF-16BE/UTF16BE(ハイフン付き、ハイフン無し、大文字、小文字のバリエーションを含む)。 UTF-16ビッグ エンディアンのスクリプトでは、 スクリプトがビッグ エンディアンではない場合、エラーが報告されます。 プラットフォームがリトル エンディアンの場合、スクリプトは実行前にリトル エンディアンに変換されます。
- UTF-8 / UTF8(ハイフン付き、ハイフン無し、大文字、小文字のバリエーションを含む)。 UTF-16スクリプトでは、スクリプトがUTF-16ではない場合、エラーが報告されます。
ビッグ エンディアン形式またはリトル エンディアン形式のジョブ変数とインクルード ファイルは、いずれかの種類のプラットフォームで実行できます。