自動フェイルオーバー - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.11
Published
2021年10月
Language
日本語
Last Update
2021-11-08
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B035-4101
Product Category
Analytical Ecosystem
2つのData Moverクラスタがアクティブ/スタンバイ構成で設定されている場合、自動フェールオーバーがサポートされます。自動フェールオーバーを有効にするには、アクティブ コンポーネントとスタンバイ コンポーネントを監視するために追加で2つの監視サーバーが必要です。各サービスは次の機能を実行します。
  • モニタリング サービスは、SSH接続を使用して指定アクティブ(またはプライマリ)コンポーネントを監視し、同期モニターを含むサービスが実行されているかどうかを確認します。
  • 同期モニターは、アクティブ サーバーとスタンバイ サーバー間のPostgresレプリケーションを監視することにより、Data Moverリポジトリが同期していることを確認します。

フェールオーバー シーケンスは、次の指定アクティブ コンポーネントのいずれかが使用できない場合に開始されます。

  • デーモン
  • リポジトリ
  • エージェント
  • RESTサービス
  • ActiveMQ
フェールオーバー プロセスでは、次の処理が実行されます。
  • アクティブ コンポーネントの停止
  • スタンバイ コンポーネントの開始
  • 指定アクティブ コンポーネントのモニタリング サービスの停止
  • 指定スタンバイ コンポーネントのモニタリング サービスの開始
次に示すDSAの制限事項および関連する構成の詳細については、<Teradata® Data Moverインストール、構成、アップ グレード ガイド、ユーザー用、B035-4102>を参照してください。
  • DSAユーティリティを使用してジョブのフェールオーバーを有効にし、スタンバイDSC環境用にBAR NCを事前に設定する(データベース バージョンに関係なく該当する)。
  • スタンバイDSC環境用に、Teradataシステム バージョン16.00以降を使用してソース データベースとターゲット データベースを事前に設定する。
  • アクティブおよびスタンバイのData MoverデーモンでバンドルされたDSCセットアップが使用されている場合に、ソースおよびターゲットのTeradataデータベースをバージョン16.00以前で構成する。複数のDSC環境を使用してジョブを実行しているときに、Data Moverのフェールオーバーが発生した場合は、同じジョブを実行するたびにDSMAINを再構成する必要があります。