Teradata FastLoadソフトウェアには、Cプログラミング言語によるINMODルーチン作成方法を示すサンプルINMODルーチンが2つ装備されています。
次の表 に、これらのサンプル ルーチンを示します。
ルーチン | 説明 |
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BLKEXITR.C | データ ソースからレコードを取り出し、Teradata FastLoadに提供します。EOFに達するまで実行を続けます。 サンプルINMODルーチンBLKEXITR.Cでは、Teradata FastLoadの再始動操作がサポートされます。
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BLKEXIT.C | 内部でデータを生成し、レコードを処理用にTeradata FastLoadジョブに渡します。このサンプルINMODルーチンを使用するには、データをデータベースにロードするTeradata FastLoadジョブを提供しなければなりません。 サンプルINMODルーチンBLKEXIT.Cでは、Teradata FastLoadの再始動操作はサポートされません。
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次の2つのセクションは、Teradata FastLoadのサンプルINMODルーチンを呼び出すための、Teradata FastLoadのサンプル ジョブ スクリプトです。必要に応じて、それぞれのジョブ スクリプトには、INMODオプションを指定するTeradata FastLoad DEFINEコマンドが組み込まれています。
このトピックこれまで説明したように、これらのサンプル ジョブは、対話またはバッチのどちらかのモードで実行できます。
各サンプルINMODルーチンの詳細な一覧表示については、INMODおよび通知出口ルーチンの例を参照してください。
BLKEXIT.Cの呼び出し
次のTeradata FastLoadジョブ スクリプトは、サンプルINMODルーチンBLKEXIT.Cを呼び出します。
SESSIONS 1 ; LOGON tdpid/username,password ; DROP TABLE Fastest ; DROP TABLE Fasterr1 ; DROP TABLE Fasterr2 ; CREATE TABLE FastTest (Column1 Integer Format ’9(5)’ NOT NULL BETWEEN 1 AND 9999) UNIQUE PRIMARY INDEX (Column1) ; DEFINE Test(Integer) INMOD=Blkexit ; BEGIN LOADING FastTest ERRORFILES Fasterr1, Fasterr2 ; INSERT INTO FastTest (Column1) VALUES (:test); END LOADING ; LOGOFF ;
BLKEXITR.Cの呼び出し
次のTeradata FastLoadジョブ スクリプトは、サンプルINMODルーチンBLKEXITR.Cを呼び出します。
* use your own account and password here. * LOGON sia1/weekly, weekly; DROP TABLE Error_1; DROP TABLE Error_2; DROP TABLE BlkExit; CREATE TABLE BlkExit Counter(Integer), c2(smallint), c3(integer), c4(smallint), c5(integer) UNIQUE PRIMARY INDEX (Counter); BEGIN LOADING BlkExit ErrorFiles Error_1, Error_2; DEFINE Counter(Integer), c2(smallint), c3(integer), c4(smallint), c5(integer) INMOD = BLKEXIT; INSERT INTO BlkExit (Counter, c2, c3, c4, c5 ) VALUES (:Counter, :c2, :c3, :c4, :c5 ); END LOADING; LOGOFF;