Unicode文字セット - FastLoad

Teradata® FastLoad リファレンス

Product
FastLoad
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
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B035-2411
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Unicode文字セットをエンコードするための標準的な方法として、UTF-8とUTF-16とがあります。UTF-8クライアント文字セットは、UTF-8エンコーディングをサポートします。現在、Vantageでは、1バイトから3バイトまでの文字で構成されるUTF-8をサポートしています。UTF-16クライアント文字セットは、UTF-16エンコーディングをサポートします。現在、Vantageでは、Unicode 5.1規格をサポートしています。この規格では、各文字を16ビットで定義する必要があります。

Vantageでは、UTF-8文字セットやUTF-16文字セットの使用制限については、Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125を参照してください。

UTF-8文字セット

Teradata FastLoadでは、ワークステーションに接続されたプラットフォームおよびIBM z/OSでUTF-8をサポートします。

IBM z/OSでUTF-8クライアント文字セットを使用する場合、ジョブ スクリプトはTeradata EBCDICである必要があります。ジョブ スクリプト内のコマンドはロード時にTeradata FastLoadによってTeradata EBCDICからUTF-8にコード変換されます。必ずTeradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125にある定義を調べて、ジョブ スクリプトで必要となる特殊文字のコード ポイントを確認してください。異なるバージョンのEBCDICでは、それらの文字の配置が必ずしも一致しているとは限りません。Teradata EBCDICとUnicodeとのマッピングについては、Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125を参照してください。

UTF-16文字セット

Teradata FastLoadでは、ワークステーションに接続されたプラットフォームで、UTF16文字セットをサポートします。通常、コマンド言語およびジョブ出力は、ジョブで使用したクライアント文字セットと同一である必要があります。ただし、UTF-16文字セットを使用する場合は、ユーザーの便宜のため、およびUnicodeの特性によって、コマンド言語およびジョブ出力の文字セットは、クライアント文字セットと同じにする必要がありません。UTF-16文字セットを使用する場合、ジョブ スクリプトおよびジョブ出力では、UTF-8文字セットとUTF-16文字セットのいずれかを使用できます。これは、ジョブの起動時に実行時パラメータ"-i"および"-u"を指定することによって提供されます。