一時停止したTeradata FastLoadジョブとは、完了の前に、つまりTeradata FastLoad処理のロードまたはロード終了フェーズの途中で一時停止されたジョブです。一時停止状況は、意図的に発生させる場合もありますし、システム障害やエラー状況の結果として発生することもあります。
マルチファイルTeradata FastLoadジョブの実行時と同様、Teradata FastLoadジョブ スクリプト内でEND LOADINGコマンドの前にLOGOFFまたはQUITコマンドを使用すれば、Teradata FastLoadジョブを意図的に一時停止できます。
Teradata Tools and Utilities 14.00以降、チェックポイント情報にデータ署名が含まれます。データ署名は、再開時に検証されます。データ署名が、再開の始めに新たなエラーとなる可能性があります。
Teradata FastLoadジョブが意図せずに一時停止する可能性のある条件には、次のものがあります。
- クライアント システムまたはTeradata FastLoadの障害
- 回復不能エラー条件
- データベースまたは表の満杯状態
- データベースの障害
Teradata FastLoadジョブが一時停止状態の場合、データベース上のTeradata FastLoadターゲット表および2つのエラー表はロックされています。ロッキング修飾子を使用すれば、これらの2つのエラー表にアクセスできます。