Teradata FastLoadは、Teradata FastLoadジョブの実行中に発生した特定のイベントに関する操作情報を蓄積しています。Teradata FastLoadジョブ スクリプトに、EXITオプションが指定されたNOTIFYコマンドが含まれている場合、特定のイベントが発生した時点で、指定された通知出口ルーチンがTeradata FastLoadから呼び出され、以下の情報が渡されます。
- イベントを識別するイベント コード
- イベントに関する特定の情報
次の表 に、イベント コードの一覧と、各イベントでTeradata FastLoadが通知出口ルーチンに渡すデータの内容を示します。各通知レベル(低、中、高)に対応するイベントについては、NOTIFYを参照してください。
- ユーザー出口(INMODと通知出口)は、Teradata Call-Level Interface (CLIv2)を呼び出すべきではありません。その場合は、ユーティリティの通常の動作が予期しない結果をもたらし、リクエストが正常に完了しないことがあります。
- 将来の拡張をサポートするために、必ず、スクリプトの通知出口ルーチンが無効なイベント コードや未定義のイベント コードを無視すること、および通知出口ルーチンがTeradata FastLoadを異常終了させないことを確認してください。
- Teradata Tools and Utilities 14.10のリリースから、Teradata FastLoadは8バイトの行カウンタをサポートしています。通知イベントで8バイトの行カウンタを表示するには、次の表で説明されているように64で新しいイベントを使用し、NOTIFYコマンドでEXITではなくキーワードEXIT64を使用します。
- Teradata Tools and Utilities 14.10のリリースから、Teradata FastLoadはEON機能をサポートします。通知イベントでラージ オブジェクト名を表示するには、表18で説明されているようにEONで新しいイベントを使用し、NOTIFYコマンドでEXITではなくキーワードEXITEON を使用します。キーワードEXITEONはキーワードEXIT64を自動的にサポートします。
イベント コード | イベント | イベントの説明 | 通知出口ルーチンに渡されるデータ |
---|---|---|---|
0 | 初期化 | NOTIFYコマンドが正常に処理された。 |
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1 | ファイルまたはINMODのオープン | ファイルまたはINMODルーチン名を指定するDEFINEコマンドが正常に処理されました。 |
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2 | フェーズ1の開始 | 表名がINSERT文によって指定された場合の、挿入フェーズの開始を意味します。 |
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3 | チェックポイント | 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 |
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4 | フェーズ1の終了 | 挿入フェーズの終了後、CHECKPOINT LOADING END要求が正常終了しました。 |
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5 | フェーズ2の開始 | END LOADINGコマンドがデータベースに送られる直前である。 | 「フェーズ2の開始」イベントにはデータが付随しません。 |
6 | フェーズ2の終了 | END LOADINGコマンドの処理が正常終了しました。 |
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7 | エラー テーブル1 | 最初のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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8 | Error Table 2(エラー テーブル2) | 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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9 | データベース再起動 | Teradata FastLoadがデータベースまたはCLIv2からクラッシュ メッセージを受け取りました。 | データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。 |
10 | CLIv2エラー | Teradata FastLoadがCLIv2エラーを受け取りました。 |
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11 | データベース エラー | Teradata FastLoadが、終了コード12を生成するデータベース エラーを受け取りました。 すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。例えば、表を削除または作成しようとした際のエラー3807では、Teradata FastLoadは終了しません。
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12 | 終了 | FastLoadが終了しようとしている。 |
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13 | チェックポイント64 | 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 |
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14 | フェーズI終了64 | 挿入フェーズの終了後、CHECKPOINT LOADING END要求が正常終了しました。 |
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15 | フェーズ2終了64 | END LOADINGコマンドの処理が正常終了しました。 |
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16 | エラー表1 64 | 最初のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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17 | エラー テーブル 2 64 | 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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18 | 初期化EON | NOTIFYコマンドが正常に処理された。 |
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19 | フェーズ1の開始EON | 表名がINSERT文によって指定された場合の、挿入フェーズの開始を意味します。 |
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