次の表では、SESSIONS コマンドを使用する際に考慮する必要のある事項について説明します。
対象 | 使用上の注意 |
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データベースのTASMサポート | データベースがTASMをサポートする場合は、SESSIONSコマンドは無効です。セッション数がデータベース設定ルールで決まるからです。FastLoadは、データベースで要求されるセッション数と同じ数で接続しないと、次のメッセージが表示され、ジョブが終了します。 (FastLoadの接続数(n1)はCHECK WORKLOAD ENDで返る接続数(n2)と同じではありません。n1はFastLoadが接続できるセッション数、n2はデータベースで必要になる、FastLoadで接続する必要があるセッション数です。) |
SESSIONSコマンドの入力 | Teradata FastLoadジョブでは、LOGONコマンドの前にSESSIONSコマンドを入力する必要があります。 |
セッション数の限度 | 指定するセッションの数に関係なく、Teradata FastLoadが使用するセッションの実際の数は、データベースで使用できるAMPの数に限定されます。そのため、コマンドに指定された数のセッションが実際にログオンされるという保証はありません。 |
報告されるセッション数 | LOGONコマンドが実行されていると、Teradata FastLoadはログオンしたセッション数を報告します。 |
無効なセッション数 | 指定できる適切なセッション数の最大値は32767です。Teradata FastLoadはその指定を無視し、ログオンできる最大数のセッション(Teradata FastLoadのエラー メッセージで示されるように、利用可能なAMPごとに1つ)をログオンします。FDL4867 Invalid number of sessions requested FastLoad will log on as many sessions as possible |