次のような場合に当てはまります。
- max
- ログオンするセッションの最大数。
- max指定は0より大きくなければなりません。
- SESSIONSコマンドを使用しなかった場合、デフォルトは、各AMPに1つのセッションです。
- min
- ジョブの継続に最低限必要なセッションの最小数。
- min指定は0より大きくなければなりません。
- SESSIONSコマンドを使用しなかった場合、デフォルトは1です。
- *
- セッションの最小数と最大数
- maxの指定にアスタリスク文字を使用すると、AMPごとに1つずつ、最大セッション数までログオンされます。
- minの指定にアスタリスクを使用すると、少なくとも1つのセッション、かつmaxの指定以下のセッションがログオンされます。
- SESSIONS * *という指定は、SESSIONSコマンドを使用しないことと同じです。
- 大規模なデータベース システム構成では、各AMPにつき1セッションというデフォルトは必ずしも適切ではありません。
- セッションの最適数については、下記をはじめ様々な要因によって異なるため、これを決定する標準的な方法はありません。
- データベースのパフォーマンスと作業負荷
- クライアント プラットフォームの種類、パフォーマンス、作業負荷
- チャネルのパフォーマンス(メインフレーム接続システムの場合)
- ワークステーション接続システムにおけるネットワークの接続形態とパフォーマンス
- アプリケーションが処理するデータ量
- 使用するセッション数が少なすぎると、不必要にスループットを制限することがあります。これに反して、使用するセッション数が多すぎると、セッション管理のオーバーヘッドが増加し(他のアプリケーションで使用可能なセッション数を減少させることもある)、環境によってはスループットを低下させることがあります。
- データベース システム構成のサイズに関係なく、繰り返し使用される大規模な実働アプリケーションでは、資源使用率とスループット パフォーマンスがバランスよく維持されるよう、いくつかの異なるセッション構成で実験してみることが適切です。
- 大規模なデータベース システム構成では、最大セッション数がAMPあたり1セッションを超えないインストール デフォルトの設定が適切です。これは、インストール構成ファイル(Teradata FastLoadの構成ファイルを参照)、または標準の実行時パラメータ(メインフレーム接続実行時パラメータを参照)で設定できます。構成ファイルに指定したセッション数のインストール デフォルトは、必要に応じて、各Teradata FastLoadジョブ スクリプトでオーバーライドすることができます。