チェックポイントはTeradata FastLoadの再開処理を大幅に拡張する機能ですが、Teradata FastLoadジョブの速度も低下させてしまいます。チェックポイントを指定する頻度を決める場合には、必ず以下の要素を考慮します。
- 個々のチェックポイントは一時的にTeradata FastLoadの複数セッション データ転送機能を停止させるため、Teradata FastLoadジョブの速度を低下させます。
- 各チェックポイントで、Teradata FastLoadは、個々のセッションが現在の要求の送信処理を完了するまで待機するため、データ転送処理が中断されます。
- チェックポイントを指定する頻度は、レコードの大きさとデータベースの大きさによって異なります。小さいデータベースでは、チェックポイントを次のように指定します。
- 各レコードが4 KBより大きい場合は、50,000レコードごと
- 各レコードが4 KBより小さい場合は、100,000レコードごと
大きなデータベースでは、さらに高い(頻度が低い)チェックポイント値を指定します。