Teradata SQL文は、データベースに格納されているデータを定義したり処理したりします。次の表に、Teradata FastLoadでサポートされているTeradata SQL文についてまとめています。
Teradata FastLoadでは、次の表に示したTeradata SQL文のみをサポートします。これ以外のTeradata SQL文を使用するには、Teradata FastLoadを終了した後、Basic Teradata Query(BTEQ)などの別のアプリケーションから文を入力する必要があります。
Teradata SQL文 | 機能 |
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CREATE TABLE | 表の列、索引、その他の性質を定義します。 |
DATABASE | デフォルトのデータベースを変更します。 |
DELETE | 表から行を削除します。 FastLoadは、DELETE/DEL文の先頭にCURRENT VALIDTIME、SEQUENCED VALIDTIME、VALIDTIME, NONSEQUENCED VALIDTIME、NONTEMPORALなどの句を指定する、テンポラル構文もサポートしています。
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DROP TABLE | データベースからテーブルとそのすべての行を除去します。 |
INSERT | 表に行を挿入します。 |
SET QUERY_BAND...FOR SESSION | ユーザーや中間層アプリケーションが名前と値のペアのセットを定義できるようにして、各アプリケーションの固有のニーズに合わせてセッション レベルでカスタマイズできるようにします。 データベースはSET QUERY_BAND...FOR TRANSACTIONを受け入れますが、Teradata FastExportはこの文を拒否し、エラー メッセージを表示して終了します。
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各Teradata SQL文の構文および詳細については、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例, B035-1144およびTeradata Vantage™ - SQLデータ操作言語, B035-1146を参照してください。
INSERT文のTeradata FastLoadバージョンには、専用の"ワイルドカード"による表名の指定があります。これはデータベースではサポートされていません。INSERT文のTeradata FastLoadバージョンの詳細については、INSERTを参照してください。