目的
この制御によって、ユーザーは、構文エラーに対する警告を、FIPS(Federal Information Processing Standards: 連邦情報処理標準)のANSI準拠に関する文書127-2および127-3に従って出力するかどうかを指定できます。
構文
次のような場合に当てはまります。
- ENTRY
- FIPS 127-2テストに従って、構文エラーに対する警告が出力される。
- INTERMEDIATE
- FIPS 127-3テストに従って、構文エラーに対する警告が出力される。
- NONE
- 構文のANSI準拠違反に対して警告は出力されない。
使用上の注意
SQLFLAGで設定したオプションは、ログオン時に有効となります。 SESSION SQLFLAG設定を変更する前に、すべてのTeradata Databaseセッションをログオフする必要があります。 そうしないと、現在の設定が有効のまま残り、BTEQに次の警告メッセージが表示されます。
*** Warning: You must not be logged on to change the SQLFLAG or TRANSACTION settings.
例1 – SQLFLAG
FIPS 127-2に従った構文エラーに対する警告を有効にするには、次のように入力します。
.set session SQLFLAG ENTRY
例2 – SQLFLAG
構文のANSI準拠違反に対する警告の出力を禁止するためには、SESSION SQLFLAGコマンドを次のように指定します。
.set session SQLFLAG NONE;
または
.set session SQLFLAG;
このコマンドを使用する場合には、SETとSESSIONの両方のキーワードを省略することができます。
BTEQの応答
エラー条件が検出されたときに、SESSION SQLFLAGコマンドの設定に従って表示されます。