REMARK - Basic Teradata Query

Basic Teradata Query リファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-11
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ja-JP/kil1527114222313.ditamap
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ja-JP/kil1527114222313.ditaval
dita:id
B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

指定した文字列を標準出力ストリームに出力します。

構文



次のような場合に当てはまります。

//
行を分ける符号を指定します。
string
ユーザー提供の注釈を表わします。

文字列には最大253文字と最大9つのブレーク指定を含めて、10行まで記述できます。

文字列が指定されていない場合、BTEQは空白行を出力します。

使用上の注意

余分な分離文字は、メインフレーム接続BTEQとワークステーション接続BTEQでは異なる方法で処理されます。

システムの種類 説明
メインフレーム接続 限度以上の分離文字は、文字列のテキストとして出力される。
ワークステーション接続 限度以上の分離文字と文字は切り捨てられる。

文字列の中に、特殊文字を使用しないでください。特殊文字の解釈は、出力デバイスごとに異なります。 出力を別のデバイスに送る場合には、特殊文字を含んだスクリプトの修正が必要になる場合もあります。

文字列に単一引用符が含まれている場合は、REMARKコマンドの2番目の形式、つまり、区切り記号として二重引用符を付けた形式を使用するか、または単一引用符を二重にします。例えば、次のようになります。

.REMARK "Here's where the two steps merge."

または

.REMARK 'Here''s where the two steps merge.'

単一引用符が含まれていない場合には、REMARKコマンドの2つの形式はまったく同じです。

REMARKコマンドは、Teradata SQLマクロで使用できます。

行の分離

注釈行を分け、その位置から新しい行にするには、改行する位置に斜線の対(//)を挿入します。 REMARKコマンドで、最大9つの二重斜線(最大10行)を指定することができます。

例1 – REMARK

REMARKコマンドの2つの使用例を示します。最初の例では、正しく2行に書式化されています。2番目の例では、分離符号が余分にあるために正しく書式化されていません。

.REMARK 'This is a line of commentary//
 And another line too'
   
.REMARK 'This is a line //of commentary//
 And another line//too'

BTEQの応答

This is a line of commentary
And another line too
This is a line
of commentary
And another line

例2 – マクロによって出力されるREMARK

Teradata SQLマクロでは、使用例1のコマンドは次のようになります。

ECHO 'REMARK ''This is a line of commentary//
And another line too'' ';
   
ECHO 'REMARK "This is a line of commentary//
And another line too" ';