FORMCHAR - Basic Teradata Query

Basic Teradata Query リファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-11
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B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

この制御によって、ユーザーは、レポートを出力するときに、フォームフィード文字の代わりに使用する16進数値のエスケープ シーケンスを指定できます。

このコマンドには、ON、OFF、DEFAULT、16進数(プリンタのエスケープ シーケンスに変換されるもので、例えば"0C"XBや'0c'xbなど)の4つのオプションがあります。

構文





次のような場合に当てはまります。

OFF
ワークステーション接続システムの最初のデフォルト値
DEFAULT
メインフレーム接続システムの最初のデフォルト値

使用上の注意

FORMCHARコマンドは、レポートをプリントするために用紙送り文字を指定する必要があるときに使用します。 FORMCHARをONに設定しておくと、メインフレーム プリンタに用紙送り文字が送られ、列1に"1"が入れられます。 FORMCHAR設定が作動するためには、FORMAT設定もONにしなければなりません。 次の例を参照してください。

プリンタの中には、ページの終わりで用紙送りを生成するためには16進数値の特殊なシーケンスしか受け入れないものもあります。 16進数のシーケンスを入力する場合には大文字、小文字どちらでも使用できます。 大文字、小文字を使用した16進数のHEXシーケンスは、10個の16進数文字より小さいか、または等しくなるはずです。 文字セットはシステムにより異なるため、16進数値を指定する場合は注意が必要です。

オプションを1つも入力しない場合や、無効なオプションを入力した場合、FORMCHARの値は最初のデフォルト値にリセットされます。

次のコマンドが、FORMCHARコマンドの影響を受けます。
  • SHOW CONTROLS
  • HELP BTEQ
  • FORMAT

FORMCHAR設定が影響するのはフィールド モードの出力のみです。レコード モード、標識モード、またはマルチパート標識モードの出力には影響しません。

FORMATCHARコマンドは、Teradata SQLマクロで使用できます。

例1 – FORMCHAR

ワークステーション接続のシステムの用紙送りを、次のようにONに指定します。

.SET FORMAT ON
.SET FORMCHAR ON

例2 – マクロによって出力されるFORMCHAR

Teradata SQLマクロのFORMCHARコマンドは、次のように表示されます。

ECHO '.SET FORMCHAR  "0C"xb' ;

例3 – FORMCHAR

メインフレーム接続オペレーティング システムのデフォルトを次のように入力します。

.help bteq
.show controls
.set formchar 'e7'xb
.show controls
.set formchar default
.show controls