Unicodeセッションのエンコード制御 - Basic Teradata Query

Basic Teradata Query リファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-11
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B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ワークステーションBTEQには、Unicodeをサポートするエンコード制御が2種類あります。 1つ目の制御は、I/Oエンコードです。これは、BTEQ用のユーザー インターフェースを処理します。 入力にはstdinとRUNファイルが使用されます。 出力にはstdout、stderr、およびMESSAGEOUTファイルが使用されます。

2つ目の制御は、セッション文字セット エンコードです。これは、Teradata Databaseとの通信および特定のファイルのエンコードを処理します。ファイルには、インポート ファイル、エクスポート ファイル、およびSQL(内部)ストアド プロシージャのソース ファイルが含まれます。 その他の外部ソース ファイル(ユーザー定義関数、ユーザー定義メソッド、および外部ストアド プロシージャ)は対象外です。これらは常に固有のエンコードで処理する必要があります(ワークステーション クライアントの場合はASCII、メインフレーム クライアントの場合はEBCDIC)。

エンコード値が2種類あることで、BTEQ実行環境のカスタマイズが可能になっています。 Unicodeを使用しない場合、すべてのファイルおよび通信は同じエンコーディングになります。 しかし、UTF8またはUTF16をセッション文字セットとして使用する場合、I/OエンコーディングはUTF8とUTF16のどちらにすることもできます。

下図に、2種類のエンコード制御がBTEQにどのように影響するかを示します。

エンコーディング制御がBTEQに与える影響