レポートを作成する場合は、リクエストとコマンドのシーケンスを、少しですが変更する必要があります。 エディターを使用して、このファイルに次のコマンドを追加します。
- LOGONコマンドの後にEXPORTコマンドを挿入し、レポート結果をreport.outというファイルに流用します。
メインフレーム接続システムの場合は、次のようにコマンドを入力します。
.tso allocate ddname(repfile) dsname(report.out) shr .export report ddname=repfile
ワークステーション接続システムの場合は、次のようにコマンドを入力します。
.export report file=report.out
- EXPORTコマンドのあとにRTITLEコマンドを次のように入力すると、レポートの各ページの最上部にタイトル、および日付とページ番号も出力されます。
.set rtitle 'Department Information'
- ページの書式設定コマンドを有効(活動状態)にするために、SQLのEXECUTEコマンドの前後に、次のようにFORMATコマンドを入れます。
.set format on execute deptdisplay; .set format off
- 次のEXPORTコマンドのRESETオプションを入れて、レポートの出力先の切り替えを終わらせます。
.export reset
例 – メインフレーム接続
以下は、メインフレーム接続システムにおけるファイルの例です。
.logon tdpid/userid, password .tso allocate ddname(repfile) dsname(report.out) shr .export report ddname=repfile .set rtitle 'Department information' .set format on execute deptdisplay; .set format off .export reset .logoff
例 – ワークステーション接続
以下は、ワークステーション接続システムにおけるファイルの例です。
.logon tdpid/userid, password .export report file=report.out .set rtitle 'Department Information' .set format on execute deptdisplay; .set format off .export reset .logoff .exit