制御文字のフィールド モード変換 - Basic Teradata Query

Basic Teradata Query リファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-11
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ja-JP/kil1527114222313.ditamap
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B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

フィールド モードのみ、縦欄式レポートの印刷適性を確保するために、BTEQはOSプラットフォームと出力のエンコーディングに基づいて、データベースの応答データ内で検出された特定の制御文字をスペースに変換します。以下のテーブルには、どの文字が変換されるかが反映されています。

フィールド モードの出力は、stdoutまたはエクスポート レポート ファイルに書き込むことができます。
プラットフォーム スペースに変換する制御文字
ワークステーション UTF16以外のエンコーディングの場合、次の制御文字がスペース(0x20)に変換されます。
  • 0x00 - 0x1F: ASCIIテーブルの最初の32文字
  • 0x7F: 削除
UTF16エンコーディングの場合、次の制御文字がスペース(U+0020)に変換されます。
  • U+0000 - U+001F: Unicodeテーブルの最初の32文字
  • U+007F : 削除

例外: 水平タブ文字(0x09およびU+0009)は、データ行の場合にのみスペースに変換されます。出力のエンコーディングにかかわらず、タイトル行では変換されません。

z/OS Unicode以外のエンコーディングの場合、次の制御文字がスペース(0x40)に変換されます。これは常にSYSPRINTの場合です。
  • 0x00: NULL
  • 0x0B: 垂直タブ
  • 0x0C: 用紙送り
  • 0x0D: 復帰
  • 0x15: 改行
  • 0x16: 後退

UTF8のエクスポート レポートでは、次の制御文字がスペース(0x20)に変換されます。

  • 0x00: NULL
  • 0x08: 後退
  • 0x0B: 垂直タブ
  • 0x0C: 用紙送り
  • 0x0D: 復帰

UTF16のエクスポート レポートでは、次の制御文字がスペース(U+0020)に変換されます。

  • U+0000: NULL
  • U+0008 : 後退
  • U+000B : 垂直タブ
  • U+000C : 用紙送り
  • U+000D: 復帰
マルチバイト文字をサポートするエンコーディングの場合、マルチバイト文字内の個々のバイトはスペース変換の対象となりません。例えば、UTF16では、0x00バイトが有効なマルチバイト文字の一部であるため、U+CF00文字はU+CF20に変換されません。
TRANSLATECTRLSTOSPACES OFFを使用してstdoutあるいはEXPORT REPORTファイルのために、フィールド モード縦欄式レポートのデータ行(タイトル以外)に対して、制御範囲文字の変換をスペースに制限します。詳しくはTRANSLATECTRLSTOSPACESを参照してください。