Teradata以外のサーバーへのData Moverコマンドライン インターフェースのインストールと構成 - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover インストール、構成、およびアップグレード ガイドユーザー用

Product
Teradata Data Mover
Release Number
16.20
Published
2021年11月
Language
日本語
Last Update
2021-12-02
dita:mapPath
ja-JP/pgy1512683352051.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/stp1591127384938.ditaval
dita:id
B035-4102
Product Category
Analytical Ecosystem
次の手順に従って、Data Moverコマンドライン インターフェースを他社製サーバー上のLinux、Windows、Solaris Sparc、Ubuntu、IBM AIXの各システムにインストールする必要があります。

ステップ1~4は、Windowsシステムへのインストールには適用されません。

  1. 全ユーザー用の環境変数JAVA_HOMEおよびPATHを更新するには、/etc/profileファイルの末尾に次のコード行を追加します。
    export JAVA_HOME={full path of java installation location}
    export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
  2. コマンドを実行:
    source /etc/profile
  3. JRE.1.8と出力されることを確認します。
    java -version
  4. ルート ユーザーの.profileファイルを開き、JAVA_HOME環境変数とPATH環境変数の値が/etc/profileで定義されているものと同じであることを確認します。
    値が異なる場合は、java -versionコマンドがインストール時、正しい出力をせず、インストールは失敗します。
  5. システムに適合するDMCmdlineソフトウェア パッケージを次のようにインストールします。
    オペレーティング システム アクション
    Linux (Teradata以外のサーバー)
    1. コマンドラインでexport DM_INTERACTIVE_INSTALL=1と入力して、対話型インストールのための環境変数を設定します。
    2. コマンドラインで、以下を入力します。

      gunzip DMCmdline__linux_i386.16.20.xx.xx.tar.gz tar xvf DMCmdline__linux_i386.16.20.xx.xx.tar

      cd DMCmdline.16.20*

      rpm -Uvh DMCmdline__linux_noarch.16.20.xx.xx-1.rpm

    3. 必要に応じてプロンプトに答えた後、適宜Enterを押してデフォルト値を許可します。
    4. rpm -qa |grep DMCmdlineと入力して、インストールを確認します。
    Windows
    1. メディア上のData Moverディレクトリをハード ドライブ上のフォルダにコピーします。
    2. DataMover/Windowsに移動して、tdm-windows__windows_i386.16.20.xx.xx.zipを解凍します。
    3. DISK1ディレクトリに移動して、setup.exeを実行します。
    4. 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、次へを押してデフォルト値を許可します。
    5. 終了したら、インストールをクリックします。
    6. 開始 > コントロール パネル > プログラムの追加と削除に移動して、インストールを確認します。
    Solaris Sparc
    1. コマンドラインで以下を入力して、インストールします。

      gunzip tdm-solaris__solaris_sparc.16.20.xx.xx.tar.gz

      tar xvf tdm-solaris__solaris_sparc.16.20.xx.xx.tar

      pkgadd -d 'pwd' DMCmdline

    2. 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、Enterを押してデフォルト値を許可します。
    3. pkginfo -l DMCmdlineと入力して、インストールを確認します。
    IBM AIX
    1. コマンドラインで以下を入力して、インストールします。

      gunzip tdm-aix__aix_power.16.20.xx.xx.tar.gz

      tar xvf tdm-aix__aix_power.16.20.xx.xx.tar

      installp -acF -d ./DMCmdline DMCmdline

    2. 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、Enterを押してデフォルト値を許可します。
    3. lslpp -l "DM*"と入力して、インストールを確認します。
    Ubuntu
    1. コマンドラインでexport DM_INTERACTIVE_INSTALL=1と入力して、対話型インストールのための環境変数を設定します。
    2. コマンドラインで、以下を入力します。

      tar xzvf tdm-dm-ubuntu__ubuntu.16.20.xx.xx.tar.gz

      cd DMCmdline.16.20.xx.xx

      dpkg -i DMCmdline__ubuntu_all.16.20.xx.xx-1.deb
      Ubuntuの場合、-iはインストールとアップグレードの両方に使用します。
    3. 必要に応じてプロンプトに答えた後、適宜Enterを押してデフォルト値を許可します。
    4. dpkg -l |grep dmcmdlineと入力して、インストールを確認します。
  6. ブローカーURLを変更する必要がある場合は、インストール後、TDM_install_directory\CommandLine\commandline.propertiesディレクトリ内にあるcommandline.propertiesファイルを編集します。
  7. JMSバスト通信するためのブローカーURLとブローカー ポート番号を指定します。
    ブローカーURLの値は、ActiveMQを実行するマシン名か、マシンのIPアドレスです。ブローカー ポートの値も、ActiveMQが使用するのと同じポート番号である必要があります。デフォルト値は、broker.url=localhostおよびbroker.port=61616です。