ジョブが開始されるたびに、検証ステップが実行され、ジョブが初めて作成されてから実行されるまでの間に生じたソース環境とターゲット環境の変更が取得されます。これは、頻繁に実行されるジョブのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
作成後もソース環境とターゲット環境が変わらないジョブについては、freeze_job_stepsパラメータを使用して、ジョブを実行するたびにジョブ ステップが再作成されないようにします。
freeze_job_stepsパラメータがtrueで、ジョブのターゲット オブジェクトのステータスがnon-existsからexistsまたはemptyからnon-emptyに変わる場合、Data Moverは、テーブルとビューのオブジェクトのみに対してジョブのステップを作り直します。DSAを使用する場合は、再構築は実行されません。
ジョブのソース環境とターゲット環境に何らかの変更があった場合は、update_job_stepsコマンドを使用してジョブ ステップをリフレッシュします。
- ジョブのジョブ定義情報を含むparameters.xmlファイルを開きます。
- 適切な場所にfreeze_job_stepsパラメータを追加します。
- freeze_job_stepsの値をtrueに設定します。指定しない場合のデフォルト値はfalseです。freeze_job_stepsがtrueに設定されていると、ジョブの作成後にソース環境またはターゲット環境に変更があった場合、ジョブの実行時にエラーが生じることがあります。この場合は、update_job_stepsコマンドを実行してジョブ ステップをリフレッシュします。