modify_admin_password - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-07-16
dita:mapPath
ja-JP/fcu1619423186706.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fcu1619423186706.ditaval
dita:id
B035-4101
Product Category
Analytical Ecosystem

目的

modify_admin_passwordコマンドを使用すると、スーパーユーザーのパスワードを変更できます。デフォルトでは、スーパーユーザーのパスワードはdmcl_adminで、変更できません。

パラメータ

パラメータの順序を参照してください。

current_password
スーパーユーザーの現在のパスワード。デフォルトでは、スーパーユーザーのパスワードはdmcl_adminです。
例: dmcl_admin
-current_password_encryptedも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
current_password_encrypted
スーパーユーザーの現在の暗号化されたパスワード。
例: 8fe40e30c56c8f3217b02f978ee347997b5ad82b3f8ac532384484a76cf25be3
-current_passwordも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
dm.rest.endpoint
(オプション)実行時に別のRESTサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、Data Mover RESTサーバー URLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きします。
https://dm-server1:1443/datamover
new_password
スーパーユーザーの新しいパスワード。
例: 53cUr17y
-new_password_encryptedも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
new_password_encrypted
スーパーユーザーの新しい暗号化されたパスワード。
例: 052c7aabd14c7770141ac3c0137ab98ae0d3f0f7cddf588981206b010c0c1b2f
-new_passwordも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
security_password
(オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
例: 53cUr17y
Data Moverデーモンでセキュリティの管理が有効になっている場合に必須。 -security_password_encryptedも指定されている場合は、無効なパラメータになります。
security_password_encrypted
(オプション) スーパーユーザーの暗号化されたパスワード。
例: 052c7aabd14c7770141ac3c0137ab98ae0d3f0f7cddf588981206b010c0c1b2f
Data Moverデーモンでセキュリティの管理が有効になっている場合に必須。 -security_passwordも指定されている場合は、無効なパラメータになります。
security_username
(オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
Data Moverデーモンでセキュリティの管理が有効になっている場合に必須。

使用上の注意

次の値を渡すことができます。
  • 現在のプレーンテキストのパスワードと新しい暗号化されたパスワードの値を、同じコマンドまたはXMLファイルで渡す。
  • 現在の暗号化されたパスワードと新しいプレーンテキストのパスワードの値を、同じコマンドまたはXMLファイルで渡す。
次のシナリオはエラーになります。
  • 現在のプレーンテキストのパスワードと現在の暗号化されたパスワードの値を、同じコマンドまたはXMLファイルで渡す。
  • 新しいプレーンテキストのパスワードと新しい暗号化されたパスワードの値を、同じコマンドまたはXMLファイルで渡す。

XMLファイルの例

modify_admin_passwordコマンドとXMLファイルを使用してスーパーユーザーのパスワードを変更するには、datamove modify_admin_password -f admin_pw_parameters.xmlと入力します。

次の例では、現在の (デフォルト) パスワードを53cUr17yに更新します。
<dmModifyAdminPassword xmlns="http://schemas.teradata.com/dataMover/v2009"
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://schemas.teradata.com/unity/DataMover.xsd">
    <current_password>dmcl_admin</current_password>
    <current_password_encrypted></current_password_encrypted>
    <new_password>53cUr17y</new_password>
    <new_password_encrypted></new_password_encrypted>
</dmModifyAdminPassword>
暗号化されたパスワードの値を渡すには、XMLファイルの適切な要素にその値を追加します。