Data Moverポートレットでジョブを作成するときは、使用するソース データベースとターゲット データベースを選択して、コピーするソース データベース オブジェクトを指定します。また、ポートレットには、ジョブ定義を効率化する設定や、パフォーマンス、ロギング、およびその他の要素を制御する設定が多数存在します。ジョブを計画する際は、次の点を考慮に入れることを推奨します。
- お気に入りのシステム: 頻繁に使用するターゲット システムおよびソース システムにログオン情報を提供し、設定をデフォルトとして使用するようにできます。これにより、ジョブを作成するたびに情報を入力する必要がなくなります。
- オブジェクトのコピー設定: コピーするオブジェクトのタイプに応じて、さまざまなコピー設定を指定できます。例えば、ターゲットに十分な領域がないときに使用するステージング データベース、テーブルのキー列、コピーの前にDDLを比較するかどうか、ロック アクセスを上書きするかどうかを指定できます。
- ジョブの設定: ジョブには作成時に適用されるデフォルトの設定がありますが、ジョブの優先順位、ロギング レベル、ジョブ権限、イベント テーブルのロギング、ターゲットにオブジェクトがすでに存在する場合の上書き動作など、多数のパラメータのデフォルト設定を変更することができます。