同期サービスを構成する場合は、アクティブ サーバーまたはスタンバイ サーバー上で実行中のジョブがないこと、リポジトリが同期していることを確認します。リポジトリは、次のいずれかの方法で同期することができます。
- 構成前: backup_daemonおよびrestore_daemonコマンドを実行します
- 構成中: 構成プロセス中にdmsync configでバックアップと復元を実行します
dmsync configコマンドは、システムのバックアップおよび復元を行なう際に実行中のジョブがあるかどうかをチェックしません。これが問題になる場合は、同期サービスを構成する前にData Moverバックアップと復元コマンドを実行します。
- アクティブ リポジトリ サーバーで、cd /var/opt/teradata/postgres/dataに移動してPostgresの構成を変更します。
- postgresql.confで、wal_levelをlogicalに変更します。wal_level = logical
- アクティブ リポジトリを再起動します。
- /etc/init.d/postgresql stop
- /etc/init.d/postgresql start
- アクティブ サーバーで、sync.propertiesファイルを編集し、sync.isMasterプロパティをtrueに設定します。
- スタンバイ サーバーで、sync.propertiesファイルを編集し、sync.isMasterプロパティをfalseに設定します。
- アクティブ サーバーで、sync.propertiesファイル内のdm.pg.jobstore.production.hostプロパティをアクティブ サーバーのホスト名に設定します。ホスト名にはlocalhost以外の名前を使用します。
- アクティブ サーバーで、同期サービスを構成します。/opt/teradata/datamover/sync/nn.nn/dmsync configここで、パス中のnn.nnはData Moverのバージョン番号を指します。
- プロンプトが表示されたら、次の手順に従います。
- レプリケーション サービスのセットアップオプションを選択します。
- スタンバイ サーバー名を指定します。
- スタンバイ サーバーで、Postgresユーザーの資格情報を指定します。
- yまたはnと応答して、アクティブ サーバーからスタンバイ サーバーにリポジトリをバックアップおよび復元します。
- /var/opt/teradata/logs/dmSync.logが正しく構成されていること、および同期モニターがアクティブ サーバー上で実行されていることを確認します。構成プロセスが正常に完了すると、モニタリング サービスが自動的に開始されます。