Data Moverジョブは以下で構成されています。
- Data Moverがソースからターゲットにコピーする、ユーザー定義のデータベース オブジェクト(PROD1 Teradata DatabaseシステムからDEV1 Teradata Databaseシステムへのテーブルのコピーなど)。
- ジョブの実行を最適化する順次タスクおよび並列タスクの、プログラムで生成された計画(ジョブの実行を複数のサーバーで複数のタスクに配分するなど)。
ジョブは、次のタスクに役立ちます。
- データベース オブジェクトのコピー。
- 既存のTeradata DatabaseシステムからバックアップのTeradata Databaseシステムへの1つまたは複数のテーブルのコピー(両方のシステムのデータが同期されます)。
- 本番Teradata DatabaseシステムからステージングまたはテストTeradata Databaseシステムへのデータのコピー。
- オリジナルからバックアップへの一方向の定期的なデータの移行。
ソースまたはターゲットIDのユーザー名またはアカウント名にスペースがあると、ジョブは失敗します。
ジョブ(ジョブ定義や履歴を含む)は、実行後も、成功したかどうかに関係なく存続します。これらのジョブが不要になった場合は、削除できます。 一度に実行できるのは、特定のジョブの1つのインスタンスのみです。
コマンドラインまたはRESTful API moveコマンドを使用して作成されたData Moverジョブは、createコマンドを実行してからstart コマンドを実行した場合と同じように動作します。