ジョブのクリーンアップ - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-07-16
dita:mapPath
ja-JP/fcu1619423186706.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fcu1619423186706.ditaval
dita:id
B035-4101
Product Category
Analytical Ecosystem

Data Moverには、以前に実行されたジョブのジョブ データを格納する内部リポジトリがあります。パージ サービスはデフォルトで有効になっていて、ジョブは60日ごとにパージされます。この設定はビジネス要件に基づいて必要に応じて調整することができます。クリーンアップは、データの保存期間またはリポジトリの使用率、またはその両方に基づいて指定することができます。毎日のクリーンアップ チェックは指定した時間に実行されます。データの保存期間またはリポジトリの使用率のしきい値に達すると、その値を超えるデータはリポジトリから削除されます。Data Moverはデフォルトで保存期間が5日未満のデータはパージしません。

期間によるパージ

データの保存期間に基づいてパージする場合、Data Moverは、実行時間が指定された保存期間よりも古いすべてのジョブ履歴を削除します。例えば、期間の設定が30日に設定されている場合、Data Moverは30日より前に実行されたすべてのジョブのジョブ履歴を削除します。ジョブ定義をパージする場合は、実行されていない期間が30日を超えているすべてのジョブ定義も削除されます。

割合によるパージ

リポジトリの使用割合に基づいてパージする場合、ジョブ履歴は時間枠ごとにバッチで削除されます。Data Moverは、保存期間が180日よりも長いデータの削除から開始します。指定された割合を満たすためにさらに領域が必要な場合は、保存期間が173日よりも長いデータをパージします。その後、指定した割合の固定領域がリポジトリ内で利用可能になるか、または保存期間が制限の5日に達するまで、7日単位でデータの削除を続行します。

期間と割合によるパージ

保存期間と割合の両方に基づいてパージする場合、Data Moverはまず指定した保存期間に基づいてすべてのデータを削除します。例えば、期間が30日に設定されている場合、Data Moverはまず保存期間が30日より長いすべてのデータを削除します。次にData Moverは、指定された割合の固定領域が使用可能かどうかを確認します。さらに領域が必要な場合、Data Moverは、固定領域が指定された割合に達するか、または5日の制限に達するまで、保存期間の長いデータから順に削除を続行します。

保存期間の設定によるパージが5日の制限を超えても使用可能な領域の割合が満たされない場合、割合によるパージの機能によって、保存期間の制限よりも新しいデータを削除することができます。