Data Moverを使用すると、テーブル、ユーザー、ビュー、マクロ、ストアド プロシージャ、統計情報などの指定のデータベース オブジェクトをTeradata Databaseシステム間でコピーするジョブを定義、編集できます。 システム間でビューによって返されるテーブルとデータをコピーできます。ビューの定義をコピーすることはできません。
テーブルと統計情報に加えて、テーブルに関連付けられている次のデータベース オブジェクトもテーブルと一緒にコピーできますが、これらは単独ではコピーできません。
- ハッシュ インデックス
- 結合インデックス
- トリガー
2つのシステム間のアクティブ コピーを実現するデュアルアクティブ サポートが、Data Moverのグラフィック インターフェース、RESTインターフェース、およびコマンドライン インターフェースで提供されます。この機能により、次の操作が可能になります。
- システムを確立してコピーを有効化、またはシステムを回復させてコピーを再有効化する
- 大量のデータを異なるTeradata Databaseシステム間で定期的にコピーする
- ソースTeradata Databaseシステムからターゲット システムにテーブルを部分的にコピーする
コマンドライン インターフェースでは、ジョブの定義、実行、および編集を行なうための各種コマンドを使用することができます。Teradata Viewpointがご使用の環境内にインストール済みの場合、使いやすいグラフィック インターフェース内でData Moverの機能にアクセスできます。
RESTful API はData Moverで使用可能で、REST APIを使用したすべてのジョブ関連コマンドをサポートしています。 詳細については、Data Mover RESTful APIを参照してください。
使用環境にTeradata Ecosystem Managerがインストールされている場合、これを使用してData Moverを監視および制御できます。
データベース間でサポートされているオブジェクトについては、データベース間で移動時にサポートされるオブジェクトを参照してください。