この機能を使用すると、ビュー定義および基礎となるビュー データをソース システムからターゲット システムにコピーすることができます。
ビュー データをコピーするときにフル ビュー コピーを行なう場合は、TPTAPI_UPDATE、TPTAPI_STREAM、T2T、およびJDBCを使用できます。ソース ステージング テーブルが指定されているときに部分コピーを行なう場合は、DSAを使用できます。DSAを使用したフル ビュー コピーは、ソース ステージング テーブルが指定されていて、ソース ビューにAVRO/CSVストレージ形式の列が含まれている場合のみ許可されます。Data Moverが作成するターゲット テーブルまたはステージング テーブルは、TPTAPI_LOADがサポートしていないマルチセット テーブルであるため、TPTAPI_LOADを使用してビュー データをコピーすることはできません。
基礎となるビューからデータをコピーする場合の制限
基礎となるビューからデータをコピーする時には、次の制限が適用されます。
- 基になるデータをビューから移動する場合、ロード ユーティリティとしてTPTAPI_LOADを使用することはできません。
- 基になるデータをビューから移動する場合に、ソース ステージング テーブルが使用されないときには、ロード ユーティリティとしてDSAを使用しないでください。
行数の確認
基礎となるビューからデータをコピーした後、ソース ビューおよびターゲット テーブルの行数を確認することができます。行数の確認を行なうには、ビューのvalidate_row_count要素を指定しなければなりません。
<views> <view selection="included" copyData="true"> <name>deptsals</name> <database>MyDb</database> <view_data_table> <target_table>TargetTable</target_table> <target_database>TargetDb</target_database> </view_data_table> <staging_database> <name>TargetDb_Staging</name> </staging_database> <validate_row_count>ALL</validate_row_count> </view> </views>
ビュー データをターゲット ビューにコピーする場合は、validate_row_count要素がソース ビューとターゲット ビューの行数を確認します。
validate_row_countの有効な値は、ALL、PARTIAL、またはNONEです。 行数確認の結果はステータスの出力で確認できます。 行数確認は、ビューからデータをコピーする場合のみ行なわれます (copyData="true")。 ビュー定義のみをコピーする場合 (copyData="false")、ビューに対してvalidate_row_count要素が指定されていても行数確認は行なわれません。