Data Moverにより、ソース システムとターゲット システム間でオブジェクトをコピーするとき、フォールバックを無効にできます。ソース オブジェクトでフォールバックが有効になっており、Data Moverジョブがターゲット側でオブジェクトを置換または作成している場合です。
list_configurationでフォールバックを設定するとき、次のオプションがあります。
値 |
説明 |
job.noFallbackをtrueに設定 |
ターゲット システムで作成されたオブジェクトでは、フォールバックが無効になります。 |
job.noFallbackをfalseに設定 |
ターゲット システムで作成されたオブジェクトは、ソース オブジェクトのフォールバック ステータスと一致します。 |
ルールと制限
- コピー対象のオブジェクトが、フォールバックが有効になっているターゲット システム上にすでに存在している場合、job.noFallbackはtrueに設定され、フォールバックなしの設定は無視されます。例外は、DSAジョブを実行している場合です。この場合は設定が適用され、ターゲット システム上のオブジェクトはフォールバックなしの状態でコピーされます。
- job.nofallback設定が変更された場合、freeze_job_stepsを使用しているジョブは、ジョブ ステップが手動で更新されるまで新しい設定を無視します。