以下の文は、ビルトイン コンストラクタ関数とミュテーター メソッドを使ってaddress UDTの新しいインスタンスを戻し、それをeuropean_salesテーブルに挿入します。
INSERT INTO european_sales VALUES (101, address().street('210 Stanton').zip('76543'), 500);
Vantageでは、次のような順序でUDT式が実行されます。
ステップ | 呼び出し | 結果 |
---|---|---|
1 | address()コンストラクタ関数 | デフォルトUDTインスタンス |
2 | street用のミュテーター メソッド | street属性を'210 Stanton'に設定されたUDTインスタンス |
3 | zip用のミュテーター メソッド | zip属性を'76543'に設定されたUDTインスタンス |
UDT式の最終的な結果は、street属性を'210 Stanton'に設定され、zip属性を'76543'に設定されたaddress UDTのインスタンスになります。