認証メカニズムの決定 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ODBC Driver for Teradataでは、認証メカニズムを接続文字列やODBCデータ ソース構成に指定できます。

接続用の認証メカニズムは、以下のように決定されます。
  • SQLDriverConnect()またはSQLBrowseConnect()に渡された接続文字列内に認証メカニズムが指定されている場合、その認証メカニズムが選択されます。SQLBrowseConnect()は、クライアントとデータベースの両方でサポートされている一連の認証メカニズムを返すことができるため、アプリケーションが認証メカニズムを選択できます。
  • 接続文字列に認証メカニズムが指定されなかった場合や、SQLConnect()によって接続している場合、ドライバはODBCデータ ソース構成を検索します。DSN設定内の[Named Data Source(名前付きデータ ソース)]セクションか[Default Data Source(デフォルト データ ソース)]セクションで認証メカニズムが指定されている場合、そのメカニズムが選択されます。[Named Data Source(名前付きデータ ソース)]セクションでの指定は、[Default Data Source(デフォルト データ ソース)]セクションでのどの指定よりも優先されます。
  • 接続文字列にもDSN設定にも認証メカニズムが指定されなかった場合、ゲートウェイでも同じメカニズムが使用できれば、クライアントでTeraGSS用に構成された認証メカニズムが選択されます。
  • 上記に当てはまらない場合、クライアントでも同じメカニズムが使用できれば、ゲートウェイでTDGSS用に構成されたデフォルトの認証メカニズムが選択されます。
  • 上記に当てはまらない場合、ゲートウェイでサポートされていればTeradata 2が選択されます。サポートされていない場合には、ゲートウェイでサポートされていればTeradata 1が選択されます。Teradata 1もサポートされていなければ、従来のTeradataメカニズムが選択されます。
  • 選択した認証メカニズムがクライアントやゲートウェイでサポートされていない場合、接続関数呼び出し(SQLConnect()、SQLDriverConnect()、またはSQLBrowseConnect())は失敗してSQL_ERRORを返します。