主要機能
- スマートLOB(SLOB)のサポート
- Kerberosの機能強化 – この機能により、UNIXクライアント(Solaris、macOS、AIX、HP-UX)でKerberos認証を使用したシングル サインオン(SSO)のサポートが可能になっています。このサポートは、Linuxクライアント(JDBC、CLI、ODBC)およびWindowsクライアント(JDBC、CLI、ODBC、.NET)ではすでに提供されています。この機能を使用すると、Kerberosを使用してユーザー アカウントと信頼証明を一元管理できます。
製品の挙動の主な変更点
このバージョンのODBC Driver for Teradataでは以下の機能強化が導入されています。
- AIX 7.2でサポートされるようになりました
- Apple OSX 10.11でサポートされるようになりました
- 列およびプロシージャに関する情報を問合わせるときのパフォーマンスが向上しています
このバージョンのODBC Driver for Teradataでは以下の機能が導入されています。
- 最大1MBの行サイズおよび最大16MBの最大応答バッファ サイズのサポート
- 過去のDBSリリースでサポートされていたWindowsセッション文字セットのサポートの追加
- 16.00以降では、複数のドライバ インスタンスをサポート可能
- ODBC Driver for Teradata 16.00以降、1台のコンピュータにODBCドライバの複数のバージョンをインストールできます。
- デフォルトのドライバ名がTeradataからTeradata Database ODBC Driver XX.YYに変更されています(XX.YYはODBC Driverのバージョン)。
例えば、ODBC 16.10のデフォルトのドライバ名はTeradata Database ODBC Driver 16.10。です。
このドライバ名の変更は、旧式のドライバ名"Teradata"が接続文字列にハードコードされているアプリケーションに影響を及ぼします。
- ODBC Driver for Teradataのインストール時に、DSNは自動的には移行されなくなります。旧式のバージョンのドライバに属するDSNは、新しくインストールされたバージョンのODBC Driver for Teradataには変換されません。
- ラウンド トリップUnicode文字パススルーのサポート
システムの挙動の主な変更点
主な変更点 | 説明 |
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ODBC-16557 | ODBC 16.00以降、複数ドライバ インスタンス(サイド バイ サイド インストール)のサポートが許可されています。
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非推奨になった機能および削除された機能
このリリースでは、非推奨になった機能および削除された機能はありません。