バージョン16.10 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

主要機能

  • スマートLOB(SLOB)のサポート
  • Kerberosの機能強化 – この機能により、UNIXクライアント(Solaris、macOS、AIX、HP-UX)でKerberos認証を使用したシングル サインオン(SSO)のサポートが可能になっています。このサポートは、Linuxクライアント(JDBC、CLI、ODBC)およびWindowsクライアント(JDBC、CLI、ODBC、.NET)ではすでに提供されています。この機能を使用すると、Kerberosを使用してユーザー アカウントと信頼証明を一元管理できます。

製品の挙動の主な変更点

このバージョンのODBC Driver for Teradataでは以下の機能強化が導入されています。
  • AIX 7.2でサポートされるようになりました
  • Apple OSX 10.11でサポートされるようになりました
  • 列およびプロシージャに関する情報を問合わせるときのパフォーマンスが向上しています
このバージョンのODBC Driver for Teradataでは以下の機能が導入されています。
  • 最大1MBの行サイズおよび最大16MBの最大応答バッファ サイズのサポート
  • 過去のDBSリリースでサポートされていたWindowsセッション文字セットのサポートの追加
  • 16.00以降では、複数のドライバ インスタンスをサポート可能
    • ODBC Driver for Teradata 16.00以降、1台のコンピュータにODBCドライバの複数のバージョンをインストールできます。
    • デフォルトのドライバ名がTeradataからTeradata Database ODBC Driver XX.YYに変更されています(XX.YYはODBC Driverのバージョン)。

      例えば、ODBC 16.10のデフォルトのドライバ名はTeradata Database ODBC Driver 16.10。です。

      このドライバ名の変更は、旧式のドライバ名"Teradata"が接続文字列にハードコードされているアプリケーションに影響を及ぼします。

    • ODBC Driver for Teradataのインストール時に、DSNは自動的には移行されなくなります。旧式のバージョンのドライバに属するDSNは、新しくインストールされたバージョンのODBC Driver for Teradataには変換されません。
  • ラウンド トリップUnicode文字パススルーのサポート

システムの挙動の主な変更点

主な変更点 説明
ODBC-16557 ODBC 16.00以降、複数ドライバ インスタンス(サイド バイ サイド インストール)のサポートが許可されています。
  • ODBC 16.00以降では、1台のコンピュータに複数のバージョンのODBC Driverをインストールできます。
  • デフォルトのドライバ名が"Teradata"から"Teradata Database ODBC Driver XX.YY"に変更されています。XX.YYはODBC Driverのバージョンを表わしています。

    例えば、ODBC 16.10のデフォルトのドライバ名は"Teradata Database ODBC Driver 16.10"になります。

    このドライバ名の変更は、旧式のドライバ名"Teradata"が接続文字列にハードコードされているアプリケーションに影響を及ぼします。

  • ODBC Driverをインストール時に、DSNは自動的には移行されなくなります。旧式のバージョンのドライバに属するDSNは、新しくインストールされたバージョンのODBC Driverには変換されません。

非推奨になった機能および削除された機能

このリリースでは、非推奨になった機能および削除された機能はありません。