システムのアクティブなTTUは常に、システムに直近にインストールされたバージョンのドライバです。例えば、17.00をインストールした後に17.10をインストールした場合、アクティブなTTUは17.10です。
odbc.iniおよびodbcinst.iniは、以下の3ヶ所から指定できます。
- リリースに依存しないディレクトリ内。デフォルトでは、/opt/teradata/client/ODBC_32/と/opt/teradata/client/ODBC_64/。
- リリース固有のディレクトリ内。17.10の場合は、/opt/teradata/client/17.10/odbc_32/および/opt/teradata/client/17.10/odbc_64/です。
- カスタムのファイルの場所。ユーザーは、独自のodbc.iniファイルおよびodbcinst.iniファイルを作成し、システム内の任意の場所に配置して、環境変数ODBCINIとODBCINSTINIを配置場所に応じて設定できます。
リリースに依存しないディレクトリ(/opt/teradata/client/ODBC_32/および/opt/teradata/client/ODBC_64/)内には、locale、lib、includeへのシンボリック リンクがあり、アクティブTTUで対応するディレクトリをポイントしています。