HELPおよびSHOW文を使用すると、ANSIテンポラル テーブルに関する情報を表示できます。
- HELP COLUMNの出力には、Temporal Columnフィールドが含まれています。このフィールドにはV、S、RまたはNが表示され、それぞれvalid-time列、system-time列、テンポラル関係制約、または非テンポラル列を示します。(テンポラル関係制約はANSIテンポラル テーブルで使用できますが、それ自体はANSI準拠ではありません。)
- HELP COLUMNには、valid-time列を含むANSIテンポラル テーブルのWithout Overlaps Uniqueという名前のフィールドが含まれます。このフィールドの値は、YまたはNになります。
- HELP CONSTRAINTには、テンポラル制約を含む名前付きの制約についての情報が表示される型フィールドがあります。HELP CONSTRAINTは指定された制約に関する情報のみを表示します。SHOW TABLEを使用して、テーブルで定義された指定されていない制約に関する情報を表示します。
- セッションのテンポラル修飾子が、通常、自動的に設定されるANSIテンポラル テーブルを操作する要件であるANSIQUALIFIERに設定されている場合、HELP SESSIONにはANSIQUALIFIERを示すTemporal Qualifierフィールドが含まれます。
- HELP TRIGGERには、ANSIテンポラル テーブルでトリガーが作成されたことを示すAを表示するValidTime型およびTransactionTime型フィールドが含まれます。
- SHOW TABLEにはANSIテンポラル テーブルの以下の追加項目が表示されます。
- VALIDTIMEおよびSYSTEM_TIME派生期間列とその構成要素の開始および終了境界Date/Timestamp列。
- システムのバージョン情報を含むsystem-timeテーブルのSYSTEM VERSIONING。
- WITHOUT OVERLAPSを持つテンポラルPRIMARY KEYおよびUNIQUE制約定義。
- 参照先および参照元期間の指定のあるテンポラル参照整合性制約。