system-timeテーブルの既存の行にある列値を変更します。
構文
system-timeテーブルで使用するときにUPDATE文に特別な追加のテンポラル構文はありません。この構文は、非テンポラル テーブルに使用される構文と同一です。この構文については、Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146で詳しく説明しています。
使用上の注意
UPDATE文の構文はsystem-timeテーブルでも非テンポラル テーブルでも同じですが、効果は異なります。非テンポラル テーブルで行を変更するときに行の元の情報は残りません。元の行が削除され、新しい行に置き換えられたのと同じ状態と考えることができます。
System-timeテーブルは、元の行をテーブルから文字どおり削除し、変更された情報を反映するために新しい行をテーブルに挿入することによって、この暗黙的な状態を明示的にします。行はsystem-timeテーブルから物理的に削除されたのではないため、元の行はシステム時間でクローズされ、変更前に存在したテーブルの状態を示すスナップショットとして、無効なままテーブルに残ります。
system-timeテーブル内のクローズ行に影響しないように更新します。
SET句にSYSTEM_TIME派生期間列の開始または終了列構成要素を含めることはできません。