カーソルは、SQL問合わせによって返された応答セット内の結果行を参照するために、ストアド プロシージャおよびPreprocessor2によって実行時に使用されるデータ構造です。プロシージャと埋め込みSQLも、カーソルを使用して複文リクエストおよびSQLマクロの挿入、更新、実行を管理します。
システムのバージョン情報を含むsystem-timeテーブルで記述されるDMLセマンティクスはカーソルに関連し、配置された(更新可能な)カーソルに関連する一部の制限に関連したDMLに適用されます。
- テンポラル テーブルに対するSELECT文では、その文が更新可能カーソルに関するすべてのルールに従っていれば、更新可能カーソルを開くことができます。
- 更新可能なカーソルを開くSELECTまたはDELETE文にはTeradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146で説明したのと同じ構文がありますが、システムのバージョン情報を含むsystem-timeテーブルでは、FROM句に特別なANSIテンポラルFOR SYSTEM TIME句を含めることができません。
関連情報
詳細情報 | 参照先 |
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カーソル | Teradata Vantage™ - SQLストアド プロシージャおよび埋め込みSQL、B035-1148 |